国際機関を通じた協力

令和元年12月19日
(写真1)挨拶する尾身外務大臣政務官
(写真2)第72回国連大学理事会に伴う外務省主催レセプションの様子
 12月12日,第72回国連大学理事会の機会に,東京に本部が所在する唯一の国連機関である国連大学とホスト国である我が国の関係者との協力関係の促進のために,国連大学理事を迎え,外務省主催レセプションを開催しました。
 
 同レセプションには,ケイン国連大学理事会議長及びマローン国連大学学長を始めとする国連大学幹部,石原環境副大臣,我が国の政財界,学界及び報道関係者等約120名が出席しました。当省からは尾身外務大臣政務官が主催者として,挨拶(英文(PDF)別ウィンドウで開く)を行ったところ,同挨拶の概要は以下のとおりです。
 
1 国連大学の発展に向けて多大な貢献をしていただいている国連大学理事及び国連大学研究所所長の皆様の来日を心から歓迎する。
 
2 国連大学は長年にわたり,SDGsを含む地球規模課題解決のための研究に取り組んでおり,国連システムにおいて重要な役割を果たしてきた。
 
3 マローン学長による地方訪問や,沖副学長による企業向けセミナーの開催は,日本社会における国際的な専門知識の拡大と国連の問題への関心を深める良い機会であり,これらの国連大学の活動を通じて,日本と国連との関係が更に高いレベルにまで発展することを願っている。
 
(参考)国連大学理事会
 国連大学理事会は,国連大学の最高意思決定機関であり,年2回開催される。第72回目となる今次理事会は,12月11日から12月13日にかけて,同大学本部において開催され,同大学の運営方針等を審議・決定する。国連大学の12名の理事は,個人の資格で国連事務総長及びユネスコ事務局長によって任命され,各国の主要な大学の学長をはじめとする各国におけるオピニオン・リーダーが含まれている。任期は原則6年,理事の半数は2019年5月に就任。日本からは,西田恒夫 神奈川大学学長特別顧問が理事を務めている。

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