国際機関を通じた協力
第68回国連大学理事会に伴う外務省主催レセプションの開催
平成29年12月5日

12月4日,第68回国連大学理事会の機会に,東京に本部が所在する唯一の国連機関である国連大学とホスト国である我が国の関係者との協力関係の促進のために,国連大学理事を迎え,外務省主催レセプションを開催しました。
同レセプションには,アリエッティ国連大学理事会副議長及び沖国連大学上級副学長を始めとする国連大学幹部,我が国の政財界,学界及び報道関係者等約130名が出席しました。当省からは堀井巌外務大臣政務官が出席し,挨拶(PDF)を行ったところ,同挨拶の概要は以下のとおりです。
- (1)国連大学の発展に向けて重要な貢献をしていただいている国連大学理事の皆様の来日を心より歓迎する。
- (2)本年国連大学は,特にSDGs達成に向けた取組みとして,世界中で行われる活動に関与する他,関連イベントの開催,HPでの解説等,広く一般への知識の普及に貢献いただいた。
- (3)我が国は,国連大学が引き続き国連システムにとって優良な「世界のシンクタンク」としての役割を担い,より強い貢献を行うよう協力したい。
(参考)国連大学理事会
国連大学理事会は,国連大学の最高意思決定機関であり,年2回開催される。第68回目となる今次理事会は,12月4日から12月5日にかけて,同大学本部において開催され,同大学の運営方針等を審議・決定する。国連大学の12名の理事は,個人の資格で国連事務総長及びユネスコ事務局長によって任命され,各国の主要な大学の学長をはじめとする各国におけるオピニオン・リーダーが含まれている。任期は原則6年,2016年5月に現職理事が就任。日本からは,西田恒夫広島大学平和科学研究センター長が理事を務めている。