国際機関を通じた協力
第64回国連大学理事会に伴う外務省主催レセプションの開催
平成27年12月1日


11月30日,第64回国連大学理事会の機会に,東京に本部が所在する唯一の国連機関である国連大学の広報や,ホスト国である我が国からの支援の促進等を目的として,同理事会理事を迎え外務省主催レセプションが開催されました。
同レセプションには,ハッサン国連大学理事会議長及びマローン国連大学学長をはじめとする国連大学幹部,並びに我が国の産学官界及び報道の関係者等約80名が出席しました。当省からは山田外務大臣政務官が出席し,挨拶(PDF)を行ったところ,概要以下のとおりです。
- 理事の方々が国連大学の発展に精力的に貢献をされてきたことに深い敬意を表する。
- 国連大学は,国際社会が直面する国際テロや温暖化など様々な地球規模的問題に挑戦するシンクタンクであり,世界は国連大学による解決策の提案に大きく期待している。
- 日本政府としては,国連大学との協力関係を維持しながら,国内の関係者と共に,国連大学の一層の発展を図っていきたい。
(参考)国連大学理事会
国連大学理事会は,国連大学の最高意思決定機関であり,年2回開催される。第64回目となる今次理事会は,11月30日から12月1日にかけて,同大学本部において開催され,同大学の運営方針等を審議・決定する。国連大学の12名の理事は,個人の資格で国連事務総長及びユネスコ事務局長によって任命され,各国の閣僚経験者や主要な大学の学長をはじめとする各国におけるオピニオン・リーダーが含まれている。任期は6年,2016年5月に現職理事が退任する予定。日本からは,2010年より阿部信泰元駐スイス大使が理事を務めている。