国際機関を通じた協力
第70回国連大学理事会に伴う外務省主催レセプションの開催
平成30年12月11日

12月10日,第70回国連大学理事会の機会に,東京に本部が所在する唯一の国連機関である国連大学とホスト国である我が国の関係者との協力関係の促進のために,国連大学理事を迎え,外務省主催レセプションを開催しました。
同レセプションには,クマール国連大学理事会議長及びマローン国連大学学長を始めとする国連大学幹部,我が国の政財界,学界及び報道関係者等約140名が出席しました。当省からは阿部俊子外務副大臣が主催者として,挨拶(PDF)を行ったところ,同挨拶の概要は以下のとおりです。
- 国連大学の発展に向けて多大な貢献をしていただいている国連大学理事の皆様の来日を心より歓迎する。
- 来年,日本で開催予定のTICAD7及びG20サミットの機会を大いに活用し,我が国としても国連大学との協力を一層強化していきたい。
- 今回の理事会は12名の理事のうち半数の方々にとっては最後の理事会となるが,これまでの貢献に深く感謝申し上げる。
(参考)国連大学理事会
国連大学理事会は,国連大学の最高意思決定機関であり,年2回開催される。第70回目となる今次理事会は,12月10日から12月11日にかけて,同大学本部において開催され,同大学の運営方針等を審議・決定する。国連大学の12名の理事は,個人の資格で国連事務総長及びユネスコ事務局長によって任命され,各国の主要な大学の学長をはじめとする各国におけるオピニオン・リーダーが含まれている。任期は原則6年,2016年5月に現職理事が就任。日本からは,西田恒夫広島大学平和科学研究センター長が理事を務めている。