大洋州
堀井外務副大臣(総理特使)の太平洋諸島フォーラム(PIF) 域外国対話出席(結果)
令和5年11月14日
11月9日から13日まで、堀井巌外務副大臣はクック諸島を訪問し、総理特使として太平洋諸島フォーラム(PIF)域外国対話に出席したほか、太平洋島嶼国・地域要人と意見交換を行いました。本訪問の概要は以下のとおりです。


- 11月10日、PIF域外国対話が開催され、PIF首脳及び閣僚と域外国(日本を含む対話パートナー)等の代表が出席しました。
- 堀井副大臣は、海洋・環境、気候変動・防災に関するテーマ別対話にパネリストとして出席し、PIFの「ブルーパシフィック大陸のための2050年戦略」に基づく日本の太平洋島嶼国地域に対する力強いコミットメントのうち、太平洋島嶼国が最大の脅威と位置付ける気候変動を中心に説明するとともに、ALPS処理水の海洋放出の安全性について改めて丁寧に説明しました。

- また、堀井副大臣は、10日、ブラウン・クック諸島首相(Hon. Mark BROWN, Prime Minister of the Cook Islands)、ダルトン・タンゲランギ・ニウエ首相(Hon. Dalton TAGELAGI, Premier of Niue)、フアカヴァメイリク・シアオシ・ソヴァレニ・トンガ首相(Hon. HU’AKAVAMEILIKU, Prime Minister of the Kingdom of Tonga)及びフィアメ・ナオミ・マタアファ・サモア首相(Hon. Fiame Naomi Mata’afa, Prime Minister of Independent State of Samoa)、等とそれぞれ会談を行いました。各会談では堀井副大臣から、「2050年戦略」に対する強い支持を直接伝達するとともに、来年開催予定のPALM10を見据えた日本の太平洋島嶼国政策やALPS処理水の海洋放出に関する取組について説明し、二国間関係の強化に向けて意見交換を行いました。各国からは、日本の各国への支援に対する謝意とともに、信頼できるパートナーとして日本との関係を一層強化したい旨表明されました。