世界が報じた日本

平成28年3月30日

 最近の海外主要メディアにおける日本関連報道の中からいくつか紹介いたします。メディア側から予め承認が得られたものの中から選んで掲載しています。転載・複製を禁じます。詳細はリンクから原文をご参照願います。

掲載日:

3月7日付:

媒体名(国名):

Med Radio(モロッコ)
タイトル:
黒川恒男駐モロッコ大使インタビュー(Ms.Jdilyによるもの)

 日本とモロッコの協力関係は40年前から続くものであり,昨今では日本はモロッコとともにサブサハラ・アフリカを対象とした三角協力を実施している。これはアフリカの経済発展が世界の経済発展に大きな影響を及ぼすことを考慮してのことである。
 それでは,なぜ日本はモロッコを三角協力のパートナーとして選んだのか。それはモロッコが日本と信頼関係を有する友人であるとともに,モロッコはサブサハラ・アフリカに地理的に近いだけでなく,日本と多くの共通点を有するからである。
 まず,日本とモロッコの共通点はサブサハラ・アフリカに重点を置いているということである。三角協力では日本・モロッコ・アフリカが主要なアクターとなる。三角協力を開始する際には3者のアクターが熱心に協議を重ね,検討する。すなわち,裨益者となるアフリカの国民をまず第一とし,それを念頭に置いた上で複数のセクターを選択する。我々は既に,母子保健・上下水道・発電・農業・水産・港湾監理・道路建設等で三角協力を実施しており,アフリカの人材育成にモロッコを介して貢献している。時には日本から研修分野の専門家を派遣することもある。

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