世界が報じた日本
海外主要メディアの日本関連報道
10月8日~14日
平成26年10月14日
最近の海外主要メディアにおける日本関連報道の中からいくつか紹介いたします。メディア側から予め承認が得られたものの中から選んで掲載しています。転載・複製を禁じます。詳細はリンクから原文をご参照願います。
掲載日:
9日付:
媒体名(国名):
執筆者(発信地):
ダビッド・ラルスリ記者
2014年のノーベル物理学賞は,エネルギー効率が高く寿命が長い,次世代の照明に使われる青色発光ダイオード(LED)を開発した赤崎勇・名城大教授,天野浩・名古屋大教授及び中村修二・米カリフォルニア大教授が受賞した。スウェーデン王立科学アカデミーは,この開発が地球の資源の節約に貢献したと称えた。赤崎氏と天野氏は1989年に青色のLEDを実現し,その後豊田合成との協力により青色のLEDは1995年に製品化された。一方,中村氏は日亜化学工業の技術者だった時代に,明るい青色LEDや白色LEDの開発に尽力し,製品化に貢献した。中村氏の研究は,さらに青色レーザーにつながり,ブルーレイディスクに発展した。中村氏はその後特許権を巡り日亜を相手に訴訟を起こし,1999年に米国の大学教授に転身し米国籍を取得していた。