人の交流
第39期外交官・第23期公務員日本語研修参加者による鈴木外務副大臣表敬
令和元年11月12日


11月7日,鈴木外務副大臣は,第39期外交官・第23期公務員日本語研修参加者による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
今年度は31か国から31名の外交官及び公務員が来日し,9月から同研修に参加しています。来年5月まで,参加者は,関西にある国際交流基金関西国際センターにて8か月間,日本語及び日本事情の研修を行う予定です。
- 冒頭,鈴木副大臣が,参加者一人一人の席を訪れ,個別に直接,歓迎の言葉をかけました。その後鈴木副大臣は,本研修では,8か月間に亘る研修を通じて,日本語のみならず,日本に関する様々な知識や経験を得ることができるので,学んだ知識を参加者の母国でぜひ生かしてほしい,来日する外国人が増加する中,その機会は今後増える旨激励の挨拶を行いました。
- 参加者代表として,ナミビアからの外交官のポヴァヌ・マリア・ヴォルガ氏が,国際交流基金関西センターにおける研修の近況を報告するとともに,研修員同士や日本とのつながりができた今般の研修プログラムに対して謝意を述べました。
- その後,鈴木副大臣と参加者との間で,懇談が行われました。
- 「外交官・公務員日本語研修」について
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主にODA対象国の外交官や公務員を日本に招へいし,約8か月間,日本語・日本文化等の研修を行う事業です。研修者は,対日業務に就いているかもしくは就くことが予定されている人を対象としています。研修を通じ,参加者が日本事情に通じた日本専門家,また日本の良きパートナーとなることが期待されており,既に,多くの修了生が駐日公館や本国の対日部署で活躍しています。
外交官日本語研修は昭和56年度より開始し,第38期までに864名が修了しています。また,平成9年度より外交官以外の公務員にも対象が広げられ,第22期までに165名が修了しており,事業開始からの修了生は既に1,000名を超えています。