外務省を知るためのイベント
平成26年度(2014年度)「小中高生の外務省訪問」
金沢市立高岡中学校の皆さん
平成26年5月7日

平成26年(2014年)5月7日(水曜日),外務省に石川県金沢市立高岡中学校の皆さん(3年生16名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1 主な行事内容
(1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内し,Q&A(質疑応答)を行いました。
(ア)外務省員より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
(イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- どんな人が外交官の職につけるのか?
- どんなことにやりがいを感じるのか?
- 1年で1番大きい仕事は何か?
- 領土の交渉などで相手国にいらいらすることはあるか?
- インドネシアが日本に貢献してくれていることはあるか?
2 アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
(1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
(ア)省内全般
- 予想よりも広くて,中もきれいだった。
- 廊下の窓から国会議事堂が見えることや,キレイな中庭が印象に残った。
- 歯医者さんや安らぎの場などもあった。
- 部屋の数が多いことと警備員の数が多いこと。
(イ)記者会見室
- ほぼ毎日記者会見が行われていること。
- 会見台に色々な工夫がされていること。
(ウ)省員の話・様子
- 国の代表として外交などの重要な仕事をしていること。
- 海外の大使館の数が200を超えていること。
- 日本と世界をしっかりと繋いでいること。
- 貿易だけだと思っていたが,日本の文化を他国に紹介していたりすること。
- ケニアの自然やインドネシアと日本の関係についての話。世界には知らないことが多々あると思わされた。
(2)感想・意見など
- 質疑応答ではためになることを聞けて,外務省をよく知らなかった自分にも詳しく知ることができたので,とても良かった。今回は訪問を受け入れてもらいありがとうございました。とても楽しかった。
- これからも日本国の代表として,世界の色々な国との外交を頑張ってほしい。
- 最初は堅苦しいイメージだったが,職員の人がやさしかったのと,色々体験して外務省の一部に触れることができたので楽しかった。外務省の仕組みを知れて良かった。
- 初めて知ったことがたくさんあり,なるほどと思ったりビックリしたこともあって良い経験となった。
- 意外と色々な部屋があり,その一つ一つに名前があることにびっくりした。中でも「働く女性のための休憩室」は普通ではなさそうなので面白いと思った。
- 外務省はすごく暗いイメージがあったが,今日来てみて明るいところだなと思った。記者会見室を見たりできて,あまり行けない場所だからすごい思い出になった。
- たくさん写真が撮れたりして良かった。また外務省について色々と学べたので,これからの国際関係が気になった。
- 具体的な仕事内容を詳しく説明してくれたので,より外務省を身近に感じられるようになった。丁寧な説明ありがとうございました。(引率教員)