車座ふるさとトーク

平成27年5月15日
(写真)薗浦政務官と「車座ふるさとトーク」参加者
(写真)「車座ふるさとトーク」の開催模様

1 5月11日,奈良県奈良市の奈良県産業振興センターにおいて,「車座ふるさとトーク」を開催しました。外務省から薗浦健太郎外務大臣政務官が出席し,「海外における地域の魅力発信」というテーマの下,奈良県産品の海外展開に関心を有する企業,海外からの観光推進及び国際交流に取り組む関係者の方々と幅広い意見交換を行いました。

2 はじめに,薗浦大臣政務官から,外務省・在外公館による日本企業支援や,今後ロンドン,ロサンゼルス,サンパウロの3カ所に開設予定のジャパン・ハウスの取組,外務省の施設である飯倉公館を活用した地方の魅力発信の取組等について説明しました。

3 その後,参加者からそれぞれの取組や活動について説明があり,以下のような意見等が出されました。

  • (奈良県産品の海外展開について)カンボジアやタイで柿の販売を行った際,1個の値段が高くても大変好評で売れ行きが予想以上に良かった。ただし輸送費や保険の費用が嵩むため,民間独自で海外販路への進出を行うには初期費用が大きく限界があるので,国からの助成金,もしくは補助金をいただければ大変ありがたい。
  • 日本のプラスチック製品は,日用品文化として,日本独自のきめ細やかなモノづくりが海外で好評を得ていると考える。政府においても,この観点から対外発信していただくとともに,日用品の海外展開の類似の成功事例をまとめて紹介してもらえるとありがたい。

4 これに対し,薗浦大臣政務官からは,頂いたご意見を今後の政策立案に生かしていきたい,また,ビジネスの展開に当たり,外務省を積極的に活用頂きたい旨述べました。

5 また,「車座ふるさとトーク」開催前には,荒井正吾奈良県知事と,在外公館やジャパン・ハウス等を活用した海外における地域の魅力発信等について意見交換を行いました。

(参考)
「車座ふるさとトーク」は,各省庁の大臣,副大臣または大臣政務官が国内の様々な地域に直接赴き,少人数での対話を行うことによって,現場の方々の声を政府の政策に活かすとともに重要政策について説明する取組。


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