高校講座
令和2年度(2020年度)高校講座実施報告
滋賀県立守山高等学校
講演テーマ「外務省の仕事、アフリカ・ケニアから」
令和3年1月6日


令和2年11月10日、外務省と滋賀県立守山高等学校の間において在ケニア日本国大使館の新広子二等書記官を講師とするオンライン(リモート)高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- アフリカに対し、少しマイナスのイメージを持っていましたが、写真を見たり、エピソードを聞いたりしていると、今まで知ろうとしていなかっただけで、実はたくさんの魅力があり、身近なところでつながっていると知り、一気に関心が高まりました。自分が行ったことのない国や、未知の国についてもっと知りたいと思うようになりました。
- ケニアと日本のつながりの話で、バラの花が1本10円で売っていたり、地熱発電で使用するタービンの約80%は日本製であったりすることを初めて聞いて、印象に残りました。日本がグローバル化していることを示す、一つの証だと思いました。
- 「世界で働く前に日本を知る」という話が印象に残っています。外国で働くために、その国の文化や歴史や言語を知ることも大切ですが、日本の文化や歴史についても興味や関心をもっと持って、深く知ることも大切なのだと思いました。
- 私は日本とケニアのつながりをよく知らず、そもそもケニアについてもよく知らなかったのですが、西日本豪雨の時にケニアから日本へ紅茶を2トンも贈られたと聞いてうれしく思いました。日本がどこかの国を支援したという話はよく聞きますが、ほかの国から日本に対しての支援の話はあまり聞かないので、国同士の結びつきを強く感じることができました。
- 私は外務省と聞くと、外交・貿易のイメージが強く、大使館についてはビザの発給以外、何をしているのか知らなかったのですが、今回改めて知ることができました。特に、ODAや地球温暖化、日本国内での外国の大統領や首相の移動にも関わっていることには驚きました。
- 「日本人一人一人が日本の代表であり、日本の代表として日本の魅力を伝える使命がある。」という言葉がとても印象に残りました。私も、もしも外国に行く機会があったら、日本の代表として日本の魅力を伝えられるようになりたいです。