高校講座
令和2年度(2020年度)高校講座実施報告
北海道浦河高等学校(道立)
講演テーマ「異文化交流・理解」
令和2年12月18日


令和2年11月4日、外務省と北海道浦河高等学校(道立)の間において在マダガスカル日本国大使館の片桐啓一等書記官を講師とするオンライン(リモート)高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- マダガスカルの町の風景や文化を画像と映像で見ることができて、とても分かりやすかったです。マダガスカルに日本の文化が多く取り込まれていたことに驚いたとともに、漫画や武道がどれくらい好まれているかも伝わってきました。さらに、大学の日本語学科の人数の多さと日本に留学したい学生の多さに、友好的な関係を築けているのだと感じました。
- マダガスカルの大学では、私たちが英語を学ぶように、日本語を勉強している人がいることに驚きました。私は、日本の文化や日本語の響き、深みが好きなので、海外でも日本のことを学びたいと思ってくれている人がいることがとても嬉しかったです。
- マダガスカルでの選挙についての話で、識字率の低さからイラストが豊富に使用されていて、誰もが投票できるようにしていることに日本との違いを感じました。
- マダガスカルの医療を日本が支えていたり、マダガスカル人と日本人が同じポーズで写真に写っていたりするのを見て、とても温かい気持ちになりました。
- 私はあまり外国に興味を持って考えたことが無かったのですが、アフリカ人が積極的に日本のことを知ろうとしている姿を見て、私ももっと外国に目を向けてみようと思いました。
- 外交官の仕事内容は詳しく知らなかったのですが、普段ニュースで見るような大統領との会談の中でも、通訳などをしたり、国同士の関係を築いていく重要な仕事なのだと感じました。
- 私はマダガスカルと聞いて、暑い島というイメージしかありませんでしたが、今回、日本と多くのつながりがある国なのだと知ることができました。特に、マダガスカルの紙幣に日本が関わっているプロジェクトの建物が描かれており、マダガスカルの人たちにとても大切にされていると思いました。
- 世界には、学校に行くことができない子どもや、水をもらいに行かないといけない生活をしている子どもなどが沢山いることに少しショックを受けました。まだ高校生なので自分にできることは限られていますが、世界の人々と今の状況にもっと目を向けて、真剣に考えていかなければならないと感じました。