高校講座

愛知県 私立愛知啓成高等学校

講演テーマ「外務省の仕事と私の職業選択について」

令和2年12月10日
(写真1)黒宮貴義課長の講座を聞く愛知県私立愛知啓成高等学校の生徒
(写真2)オンライン講座をする黒宮貴義課長

 令和2年10月21日、外務省と愛知県私立愛知啓成高等学校の間において外務省国際協力局国別開発協力第三課の黒宮貴義課長を講師とするオンライン(リモート)高校講座が開催されました。

参加者からの感想(抜粋):

  • イラク戦争直前の2000年から2002年にイラクに赴任したことで、アメリカの目線やイラクの目線など、色々なものの見方を学んだという話を聞いて、歴史などを学んだだけでは分からないことが実際に行ってみることで分かるのは、自分の価値観が一変するような経験で面白いと思いました。
  • 外国人と接する際に意識していることについての話が特に印象に残りました。同じ価値観であることを前提とした話をしないというところで、これは外国の方と接する時以外にも当てはまると思いました。大きな差はないとしても、一人一人考え方は違うので、普段から意識していきたいです。
  • 外務省の広報の仕事で、現地の人々との交流で習字を見せるといった話を聞くと、私たちが今やっていることと同じだと思いました。学校と外務省という全く違う立場でも、海外の人とのコミュニケーションでは、自分の国の文化を理解してもらい、相手の国の文化を理解することが基本であり、最も大切であるというのが印象に残りました。
  • 国際交流をするときは相手のことをよく知り、自分が伝えたいことをしっかりまとめて準備しておくと良いという話を聞いて、将来自分が海外留学する時にしっかりと目標を決めて、その国のことをよく調べたり自分の意見を伝えられるように準備しておくことに気をつけたいと思いました。
  • 外務省の仕事について、初めて知る内容や興味深い内容が多く、特に発展途上国への金銭的・技術的な支援の話が印象に残っています。こういった支援はボランティアの方々がやっていると思っていたので驚いたのと同時に、他国をいろいろな面で支援しているということにすごいと感じました。
  • 一番印象に残っている話は、外務省の仕事をする上で「嘘をつかないこと」や、「目標や目的は何か」ということを大切にしているという話です。私も勉強や毎日の生活の中で、大切にしていこうと思いました。また、「自分のなれる最高の自分になる」という言葉も心に残っています。これからは、自分が何を目指しているのか分からなくなったとき、一度立ち止まって目標を再確認したいです。
  • 外務省は、実際にどういうことをしているのか、どういった経路でなることができるのかを今まで知らなくて、今回話を少しでも聞けて良かったです。講師は外国に行きたいという思いで仕事を決めたということで、何になりたいということではなく何をやりたいかということを見つけてそこから職業を探せばよいということを学びました。
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