高校講座
令和2年度(2020年度)高校講座実施報告
福井県立敦賀高等学校
講演テーマ「外務省の業務について」
令和2年12月10日


令和2年10月20日、外務省と福井県立敦賀高等学校の間において外務省北米局北米第一課の山根賢太郎主査を講師とするオンライン(リモート)高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 外国で働くためには、流暢に英語を話したり、うまくコミュニケーションを取れることが最も大切だと思っていたのですが、外務省で働くには英語が話せるだけでなく、論理的な文章を書くことも大切だと知ってとても驚きました。
- 外務省の仕事というのは、日本が世界と良い関係を持ち、日本人に安心・安全に生活してもらうために働く素晴らしい仕事だと知ることができました。お世話になった人にお礼をしたり、日本文化を紹介したりするといった、私たちでもやろうと思えばできることで世界と良い関係を築くことができ、そうすることが一番大切なのだと改めて分かりました。
- 外務省の方々が、普段どんな仕事をしているのか、またどういった目的で働いているのかを知ることができました。外国の道を整備したり、橋を架けたり、どうして日本のお金を外国のために使うのか、はじめは疑問でしたが、そういった活動が巡り巡って、私たち日本人の安心や安全につながっていくのだと分かりました。
- 外務省の人は各国を飛び回って仕事をすると聞き、インターネットや電話などで他国の人とコミュニケーションを取ると思っていたため驚きました。また、いろいろな国の中枢の機関の人と交流することも知ることができました。
- 「異文化の人と出会ったらどう接するのが良いのか」という質問に、一つの行動を「その国」という概念でとらえず、一人一人の行動として(個人として)とらえることが必要だと答えていました。この言葉は人と接していく中でとても大事な要素であると思いました。