高校講座
令和2年度(2020年度)高校講座実施報告
群馬県 高崎市立高崎経済大学附属高等学校
講演テーマ「外務省の仕事について 在外公館の現場から」
令和2年11月19日

令和2年10月13日、外務省と群馬県高崎市立高崎経済大学附属高等学校の間において在イスタンブール日本国総領事館の末光拓海領事を講師とするオンライン(リモート)高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- テレビで報道されている外務省の仕事は少しだけなので、今回直接外務省で働いている方の話を聞くことができて、外務省という仕事の大変さや外務省という仕事自体に興味を持ちました。海外で仕事をするのは、楽しいかもしれないという思いも出てきました。
- 外務省と聞くと、いろいろな国とたくさんの交渉をしたり、条約を結んだりする、とても大変な仕事のイメージがありました。今回の講演で、コロナ禍で日本人を帰国させるために飛行機をチャーターしたり、文化交流を行っていたり、開発援助までしていて本当にたくさんの仕事があって想像以上だということがわかりました。
- 印象に残ったのは、「大切なのは学歴がどうとか、肩書きがどうかではなく、自分が何をやってきたか、何をやっているかだ。」と言っていたことです。以前、発展途上国で武装解除の仕事をしている女性の本を読んだとき、全く同じことを言っていたことを思い出し、勇気が生まれました。
- 「国際的な仕事に関わる中で、気をつけていることは?」と質問した際、「笑顔でいること。交友関係を広げるためにも、笑顔が大切。言葉が分からなくても暗い顔でいるより明るい顔でいる方が話しかけてもらえる。」と答えてくれました。それを聞いて、一番大事なのはどれだけ英語力があるかということより、相手に与える印象を自分でどう作るかだと思いました。
- 私は英語を書いたり話したりするときに、失敗をとても恐れてしまいます。しかし、講師は「向こうの人は失敗をあまり気にしない。失敗を恐れないで。」と言ってくれました。失敗を怖がりすぎず、頑張ろうと思いました。
- 外国語学習の面では、インプットよりもアウトプットの方が大切だというのを聞いたので、私も英単語を一度頭に入れたら、次に実際に使ってみるというサイクルを作って、日常でも使えるようになりたいと思いました。