高校講座
令和2年度(2020年度)高校講座実施報告
山梨県立甲府第一高等学校
講演テーマ「外務省の仕事、日本の役割、海外の事情」
令和2年11月12日


令和2年10月9日、外務省と山梨県立甲府第一高等学校の間において外務省大臣官房沖縄事務所の官澤治郎副所長を講師とするオンライン(リモート)高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- この講演の中で心に残ったことは、紛争で様々なものを失ってしまった人たちが最も欲しかったものが学校である、という話です。それだけ勉強することは大切なのだと思うことができました。
- 今回の講演で外務省の仕事の一つに、沖縄の負担軽減のために沖縄県の人々の意見や要望を聞き、米軍に要請するというものがあると知り、この仕事によって人々の安全や生活の不安なども改善することができると思い、興味をもちました。
- 講師がアフガニスタンにいたときのことや、アメリカで同時多発テロを目撃した話は、実際に現場にいて体験しなければ話せない貴重な話であり、とても印象に残りました。
- 紛争によって亡くなる人や難民が近年増えているというのを聞いて驚きました。この問題は世界の国々が協力していかなければ解決できないということが分かりました。
- アメリカ同時多発テロについてはその事実しか知りませんでしたが、その裏にはアフガニスタンが冷戦に巻き込まれたことから始まった部分があったと知り、知らないところで多くの国際問題が絡み合っているのだと思いました。
- 今の世の中はコロナウイルスの影響で大混乱に陥っていますが、講師がいうように各国がワクチンの争奪戦などをするのではなく、それぞれの国が協力して一つになって、この状況を乗り越えてほしいと思いました。
- 数十年前まで、日本は戦争により苦しい状況でしたが、他国の支援によって、今の平和な生活があると思うので、助けてもらった分、今苦しんでいる国に目を向け、幸せな生活が送れる人が少しでも増えるような支援を行っていくべきだと思いました。