高校講座
令和2年度(2020年度)高校講座実施報告
山形県立谷地高等学校
講演テーマ「外交という仕事」
令和2年11月10日


令和2年10月12日、外務省と山形県立谷地高等学校の間において外務省国際協力局事業管理室の角掛万里子主査を講師とするオンライン(リモート)高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 外交官というと、私の中では海外の大使館などで英語を中心に使ってやりとりを行う仕事という印象でしたが、英語だけでなくトルコ語など様々な国の言語を使うことを知り驚きました。また、言語を学ぶ上で、海外やその国自体に興味を持ち、関わることが大切であるということを知りました。
- 座談会では、世界で医療支援を行うための工夫も聞くことができました。母子健康手帳の配布のほかに、UNICEFに日本が資金を援助し、ワクチンを受けられるようにしていること、バッタが大量発生している今、健康を守るために駆除の仕方やノウハウを伝えに行っていることなど、様々な取組や工夫をしているのだと分かりました。
- 外交官の仕事は、自分にはあまり関わりのない話だと思っていましたが、私の住んでいる寒河江市と姉妹都市のトルコの話題が出て、地域の活性化のために身近で働いていることが分かりました。
- 私が一番印象に残った話は、世界中の人たちが世界地図の勉強をするときに、日本が一番端っこにあるということです。日本から見る世界と、世界から見られている日本は、かなり違うということが分かりました。
- 講師の話の中で、「言葉も大事であるが、心も大事である。気持ちがなければ意味がない。」という言葉を聞き、相手を敬う気持ちが自分の将来の夢の実現にとても大切なのだと気づくことができました。
- カザフスタンの首都計画を作ったのが日本人だと知って驚きました。日本人として誇りを持って生活していきたいと思いました。
- 日本だけでなく世界の国々にも利益があるように考える姿勢がとても格好良く、誇れる仕事だと感じました。
- 話を聞く前は外交のイメージとして、輸出入などの経済関係の仕事をすると思っていたのですが、そのほかに日本の文化を教えたり、海外に滞在する日本人のためのホームページを作成したりするなど、幅広いことをしていると知ることができました。特に海外に住みながら日本の選挙に参加できることにとても驚きました。