高校講座

宮城県立仙台二華高等学校

講演テーマ:「外交,国際機関の現場から」

令和元年7月16日
(写真1)高校講座の様子(宮城県立仙台二華高等学校)

 令和元年5月28日,宮城県立仙台二華高等学校にて外務省領事局邦人テロ対策室の下川佳子主査を講師とする高校講座が開催されました。

参加者からの感想(抜粋):

  • 外務省は,外国に対する仕事から国民に関する仕事まで様々な仕事があり,日本と海外をつなぐ重要な機関であると改めて感じました。
  • 外務省の仕事について詳しく聞いたことで,世界には貧困問題や水問題,テロ問題など様々な問題を抱えており,その問題を解決するために外務省の人々が世界各国を訪ねて実際に問題を解決していることを知りました。
  • 想像を超える途上国の厳しい環境,そしてそれを支え良い方向にしようとする国際的な機関,私も今は小さなことしかできませんが,当たり前ではないこの恵まれた環境に感謝し,自分には何ができるのか,自分はこれかどう生きるのか模索していこうと思います。
  • ただ「助けたい」「何かをしてあげたい」と思うのではなく,相手が必要なときに必要なサポートをすることが大切だとわかりました。
  • アフリカの水問題だけでなく,現地の人々の栄養不足を補うために,芋や少量の水で育つ米,耐久性のある作物を提供し,日常食となっているものを品種改良していくという活動をしていることに驚きました。
  • 先進国の考える幸せと発展途上国の考える幸せは,必ずしも一致するわけではないのだなと感じました。私も他国の価値観や文化を認めることができる柔軟性を大切にしながら活動していきたいと思います。
  • 語学についてのお話しでは,「恥を捨てる」という言葉が心に残りました。言葉に自信がないからといって話さないのではなく,恥を捨てて,自分からたくさんの人々と会話をすることが大切だと分かりました。
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