高校講座
平成27年度(2015年度)高校講座 実施報告
愛媛県 済美平成中等教育学校
講演テーマ:「世界とともに生きる日本」外交官の仕事と世界に目を向けること
平成27年7月6日
平成27年6月24日,愛媛県済美平成中等教育学校にて外務省大臣官房儀典外国訪問室 須田敦首席事務官を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 外務省の具体的な仕事がどういうものか聴けてよかった。世界の平和を守ると聴いただけでは漠然としていて分からなかったけれど,環境や経済など多方面のことに関わっていることを知ることができてよかった。
- 外務省に勤めている人の中で女性の割合が高まっているという話に驚きました。政治に関わる人は男性が多いイメージだったので,女性も積極的に政治に関与している話は刺激になりました。
- 外国での生活の説明がリアルで,そこにいるような感じがして,自分も行ってみたいと思った。講演の冒頭に「世界によい影響を与えている国ランキング」で日本が2位だったと知り,すごく良いことだし,外務省の影響力があっての2位だと思った。
- 先生の体験談を交えながら話して下さってとってもためになりました。今まで外務省についてあまり知らなかったし,興味もなかったのですが,今回の講演で外国との友好関係を築くきっかけになるのが外務省だとわかり興味が湧きました。
- 外務省について,これまでは「国に関する仕事をするところ」という抽象的なイメージしかなかったのですが,国を動かす,責任重大で,他国との関係に気を配ったりしなければならない日本において非常に重要な職業であると分かりました。
- 先生の話で特に興味深かったのは,総理大臣の外国訪問の回数です。かなり多いことから,外交の問題はやはり,近年の大きな課題のひとつだと分かりました。経済協力などの良い面だけでなく,領土問題などの負の面も連日報道されているので,このようなことについても少し調べてみたいという興味が湧きました。
- 外交というと難しい話だと思っていましたが,パワーポイントが詳しく,細かくてスクリーンでは見にくいところもプリント配布してくれたので,よく分り良かったです。
- 今日の話を聴いて,一回の外国訪問についても2ヶ月前も前からずっと準備をし,その準備も当日のハプニングなどで変更が必要となるなど,とても大変な仕事だと思った。しかし,日本の代表という誇りを持って臨むことができるのは,素晴らしい仕事だと思った。
- 日本が戦後,今のように生活できるよう,支援してもらっていたけれど,今ではODA等で積極的に途上国支援をしているということを改めて知り,私も将来,何かできることはないか,あったら参加していきたいと思いました。
- 一番驚いたのは,日本の環境問題や科学技術,宇宙分野にも外務省が関わっていたということです。一見,日本の安全には関係ないようですが,そういう分野にも関わりがあるのだとわかり,驚きました。自分たちが普通に安全に生活している裏に,外務省の方などの仕事があるとわかりました。