高校講座
令和2年度(2020年度)高校講座実施報告
大分県立大分舞鶴高等学校
講演テーマ「国際社会における仕事 外務省について」
令和2年10月26日


令和2年9月15日、外務省と大分県立大分舞鶴高等学校の間において外務省軍縮不拡散・科学部通常兵器室の河邊章子課長補佐を講師とするオンライン(リモート)高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 国際関係に興味があったものの、実際に体験した方から話を聞く機会がなかったため、今回このような講演を聞くことができて良かったです。アフガニスタンでの体験や現地の様子など紛争地域での話を詳しく聞くことができたのは、自分にとってとてもいい経験になりました。
- 外務省の仕事内容について大切なことを述べる中で、「平和」という単語が何度も挙がりました。日本にとって、平和は「維持」するものですが、アフガニスタンにとっての平和は「目指す」ものであるように、活動する国によって意識が変わってくるのもなかなか難しい問題だと思いました。
- 小型武器が毎年50万人以上の人の命を奪っていることを今回初めて知って衝撃を受けました。大型の兵器ばかりに目を向けてしまいがちなので、今回事実を知ることができて良かったです。
- アフガニスタンなどの国々で問題となっていることに、以前から興味を持っていました。講演を通して、私が志望する建築やデザイン系の分野でも、例えば、貧困や病気で苦しむ発展途上国の人々に病院の代わりとなるような簡易的な建物や、格差をなくす社会のデザインを提供することで貢献できると知り、夢が大きく広がりました。
- 講師が海外に関わる仕事に興味を持ったきっかけが、学校で行っていた活動からであることを教えてもらい、学校の活動は未来の自分につながる可能性があるので、大切にするべきだと改めて気づくことができました。
- 今自分たち高校生が身につけるべき力についてのお話が印象に残りました。グローバル化の進む現代社会において、語学力やコミュニケーション力の必要性は知っていましたが、それ以外にも社交性やユーモア、順応性なども求められるということを知り、勉強になりました。