高校講座
令和元年度(2019年度)高校講座実施報告
北海道中標津高等学校
講演テーマ:「外務省の仕事について」
令和2年2月6日


令和元年11月22日,北海道中標津高等学校にて外務省アジア大洋州局地域政策参事官室の光本政彦課長補佐を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 各国との外交関係の話で「関係が悪化している時こそ,対話をすることが大切」と聞いて,今までは悪化している時に対話をするのはおかしいと思っていたけど,こういう考え方もあるということを初めて知ることができ,自分の考え方も変わりました。
- 外務省で勤務されている方は,帰国子女や,有名な高校や大学を出ている人だと思っていたけど,講師は地元の学校を卒業して,外務省に入り,世界で活躍していてすごいと思いました。どんな環境でも叶えたい目標や強い志があれば達成できることを知ることができました。
- 外国へ行くことで日本の良さを再認識できたり,環境の変化を楽しんだり,伝統,文化,食事や言語などを見ることができたりと,世界には驚きがたくさんということが分かりました。
- 座談会では色んな角度からの質問ができてとても良かったです。今日の講演会を通して,私も海外に行って,世界中の人と交流してたくさんの自分だけの経験をしたいと思いました。
- 外交官は,日本と海外を繋ぐ大変なもので,責任を持ってやりきらなければいけないという仕事だということが分かりました。
- 「学歴が低かったり,自分が目指していることを周りの人にバカにされても,諦めずにそれをバネにし,頑張ることが大切で,誰にでもチャンスをある。」という言葉がすごく印象に残りました。自分も自分の目標に向かって頑張ろうと思いました。
- 外務省がどのような目標をもって仕事をしているのかが分かりました。特に日本外交の5つの取組(「日本と国際社会の平和と安定の確保」,「開発協力 世界の様々な課題の解決への取組」,「日本経済の成長と繁栄の追求」,「日本についての理解の促進」,「「国民と共にある外交」の推進」)を意識しながら仕事をされているということが分かりました。
- 外務省専門職は外国語のスペシャリストとして採用され,それぞれの分野で活躍しているということが分かりました。世界はとても広く,その世界とつながって仕事をしている方の話を聞けて,とても貴重な経験となりました。