高校講座
令和元年度(2019年度)高校講座実施報告
茨城県 私立茨城高等学校
講演テーマ:「異文化理解の重要性」
令和元年10月23日


令和元年9月18日,茨城県私立茨城高等学校にて外務省大臣官房戦略的対外発信拠点室の増田是人首席事務官を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 自分が好きな物を中心に外国の言葉に触れてみることで,より理解が深まり,外国への興味も湧くということなので,自分で調べて異文化への理解を深めていきたいと思いました。
- 講師は,外務省に入り,たくさんの国の大使館で働いて,時にはテロから逃げるという危ない出来事もあったそうですが,やはり異国に行くのはとても勉強になるし,発見がたくさんあって,とても楽しいことだと思います。言語も宗教も肌の色も生活も違う人間とわかり合えるなんて考えると,すごくわくわくしてしまいます。
- 今後の生活に生かそうと思うことは,ローカルがグローバルになるという考え方です。今現在グローバル化が進行している中で,外国人と接していくことが多くなると思います。そのときに日本人として自分の国や町の文化を知っていることは,外国人とコミュニケーションをとる際に非常に大切だと教わりました。
- 自分は将来,国連で働きたいと思っているので,フランス語から始まった講義は興味深かったです。今まで国際機関で働いた人に会ったことがなかったので,とても良い経験になりました。
- 外国に行った人だからこそ分かる,これから行く人へのメッセージなどたくさん学ぶことがありました。やはり自分の国から離れて他の国の文化と合わせるというのは,とても大変なことだと感じました。これから研修旅行もあり,自分は外国に行くのがとても怖かったので自信にもつながりましたし,前向きに捉えていくことが重要だと思いました。
- 座談会では,外務省の内情や海外勤務でどのようなことに気をつけたか,実際に行った国の人々はどのようであったかを,講演から更に掘り下げて話していただいて貴重な経験をすることができました。
- 一番始めのいろいろな国の説明が面白く,私は他国のことを知ることが好きであることが分かりました。「異文化を理解することは,他国と話すためのパスワード」という言葉は非常に納得しました。