高校講座
令和元年度(2019年度)高校講座実施報告
東京都 私立白百合学園高等学校
講演テーマ:「グローバル人材育成」
令和元年10月23日

令和元年9月6日,東京都私立白百合学園高等学校にて外務省経済局アジア太平洋経済協力室の門愛子主査を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 高校でやってきたことは,将来すぐに役立つというよりは,自分がどこに生きがいを感じるか,自分が本当にやりたいことは何か,と考えることにより,夢への道が決まり,やってきたことが初めて生かされるのだなと思いました。
- 国際系や外交官に興味があったので,講師がなされている活動を教えてもらうことができて,こういう仕事に就けたらこんなことができるのか,というイメージが初めてできて,とてもためになりました。
- 失敗することはたくさんあるけれど,自分の夢だった外交官として働けて,毎日が充実していてとても楽しいとおっしゃっていて,他の人に自分の職業を決められるのではなく,自分で職業を決め,人生を切り開いていくことが,“楽しい人生”を歩む秘けつなのかと思いました。
- 印象に残ったのは,フランスに留学に行ったとき,はじめは満足にコミュニケーションをとれなかったというエピソードです。恥ずかしがらずにネイティブの方にどんどん自分の言葉を直していただくことが重要だと知り,これから生かしていきたいと思いました。
- 心に残った言葉は,「たくさん遠回りしたからこそ,自分にできることと,したいことがはっきりと分かる」というものです。自分のしたいこととできることは必ずしも一緒なわけではないから,遠回りすることによって,少しでもその2つの接点を見つけ出すことが大切だということに気付きました。
- 海外での国際機関の仕事や,外務省に入られてからの仕事の話の中でも,淡々と仕事をするのではなく,常に自分に必要なものを学び,向上心を持って仕事をされているという話を聞くことができ,学習するということは学生時代に限ったことではなく,将来も幅広い分野で活用できるのだなと思いました。
- 国際機関で働いていくためには,英語だけでなく仏語も必要になってくることを知って驚きました。また,仏語が使えるようになるのは,英語がある程度できてからだと知り,今のうちに英語の勉強をしっかりしておくことはすごく大切なのだと改めて感じました。