高校講座

静岡県立静岡高等学校

講演テーマ:「外務省の仕事」

令和元年9月17日
(写真1)高校講座の様子(静岡県立静岡高等学校)

 令和元年7月18日,静岡県立静岡高等学校にて外務省南部アジア部南西アジア課の齋藤翼課長補佐を講師とする高校講座が開催されました。

参加者からの感想(抜粋):

  • 一番印象に残ったのは,物事を全く逆の立場から見ることで,相手が考えていることが理解しやすくなるということです。いろいろな例を取り上げながら,相手の立場に立つということの大切さを強調し,とても分かりやすく説明されていて,強く印象に残りました。
  • 日本は,自国だけでは成り立つことはできず,食料だけではなく,様々な面で外国に頼っているため,国際社会の中で,日本の国益を増大するために動く外務省の仕事は,今の日本にとって,必要不可欠なものであると感じました。
  • 外交というのは,日本の国益を最大にすることを目標とし,結果として歴史を作っていくということだと伺いました。他の国の外交担当も,当然自国の利益の最大化を目標としているので,日本の外務省も「今,何をすることが日本のため(世界のため)になるのか」ということを,ずっと考えなくてはならないということが分かり,日本のために不断の努力をしてくださっているのだなと思い,感謝の気持ちが湧いてきました。
  • まだ自分があまり知らないような国,言語を学びたいという興味・関心が,自分のその先の知識や経験となって仕事をしていく中で生かされてくる,というお話に感銘を受けました。
  • 私は,ただ「広い世界で働きたい」という願望があるばかりでしたが,今回お話を聞いてみて,「私も誰かのために働きたい」そして「日本に限らず,世界中の多くの人々と関わりをもちたい,笑顔が見たい」という,海外で働くことを目指す理由,動機を見つけることができました。
  • 今まで外務省については「外交」という言葉と,河野大臣の面白いツイートくらいしか印象になかったのですが,今回の話を聞いて,どのような活動を行っているのかよく理解でき,その範囲の広さ,細かさについて驚きました。対談の場所を選ぶだけで,あんなにも考えられているとは思いもよりませんでした。
  • 外交官になられた理由で,自分が生まれたことで,生まれなかったときよりも世界がより良いものになっていたらいいと思った,という話を聞き,自分の中のもやもやとしていたものがすっきりしました。改めて幸せについて考え,自分が本当はどうしたいのかが分かった気がします。
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