高校講座
令和元年度(2019年度)高校講座実施報告
岐阜県立斐太高等学校
講演テーマ:「外交という仕事」
令和元年9月10日


令和元年7月11日,岐阜県立斐太高等学校にて外務省アフリカ部アフリカ第二課の下條匠主査を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 当地・高山は観光地で外国からたくさんの人が訪れていますが,関わる機会が多いというわけではないです。講師のようにボランティアという形で関わりをもったり,さまざまな経験をする機会を自分で見つけていくことが大切なんだと感じました。
- 座談会に参加して話を聞いただけなのに,すごく世界が広がった気がしました。自分は,今まですごく狭い世界で生きてきたんだと思い,広い世界とか将来のことを想像すると,わくわくしました。
- 講師が「今,勉強する意味は,将来の自分の視野を広げるためである」とおっしゃっていて,その言葉にすごい衝撃を受けたし,自分は将来やりたいことが見つからなくて,勉強する意味も見いだせないでいたけど,がんばろうと思うことができました。
- 講師のアフリカでの体験や仕事について聞き,今までアフリカは貧困や紛争で危険だと感じていたけれど,きれいな景色などがたくさんあり,知らないというということは怖いと感じました。このように偏見を持ったり先入観で決めつけていることは他にも色々あると思うので,たくさんの経験を通して知識を身に付けていきたいです。
- 将来的に英語を使った事務職に就いてみたいと思い始めていたところ,今回の講話があったので,すごく良いものを得られました。やはり日常から英語に触れたいと思ったし,「誰かに合わせる自分」ではなく,主体性を持って自分から動いて,多くの経験をしていこうと思えるきっかけになりました。
- 講師の話を聞いて,自分が思っているアフリカとは違うということや,アフリカというくくりの中にもそれぞれの国の特色があり,国によって異なるということを改めて知ることができました。
- 特に印象に残ったのは,何かができる,何かをやるという一つの選択がある一方で,何かができなかった,何かをやらなかったときのための一つの選択を考えておくことが大切だという話です。できなかった時のための選択肢を準備することも大事だと思えて,気楽にこれからいろいろなことに挑戦していけると思うことができました。
- アフリカのイメージが大きく変わって,とても良いところだと感じました。僕も将来世界を回って,いろいろな人の役に立てればいいと感じていて,そのような仕事に就きたいと思っていたので,講師の話はとても面白かったし,将来に身になる話でした。
- アフリカの国の中には,経済成長率が10%ところもあり,すごく景色のきれいな場所もあるので,これからの発展がますます楽しみです。世界にはいろいろな国があり,協力して生活水準を上げていけたらいいと思いました。