高校講座
令和元年度(2019年度)高校講座実施報告
島根県立出雲高等学校
講演テーマ:「グローバル化社会を生きる高校生へのメッセージ」
令和2年3月2日


令和元年11月12日,島根県立出雲高等学校において外務省大臣官房文化交流・海外広報課の堀田祥吾課長補佐を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 外国との貿易についての話で,普段ニュースやネット,新聞などで見聞きする情報は,どちらかといえば一方の国にとって有利である交渉のように捉えてしまっていましたが,一面的ではなく,多面的に見れば双方に利益があったことに気がつきました。これからは1つの情報にとらわれず,様々な情報を吟味していきたいと思いました。
- 外務省の仕事は,主に日本と世界との繋がりを重視し,平和や安全に関する取組をしているということで,すごく深く大切な仕事をしているなと思いました。
- 講演の中でも最も印象に残ったことは「変化に対する柔軟性」です。現在社会で求められているのは機械的に仕事をこなしていく力ではなく,物事に臨機応変に対応する,「柔軟性」だと思うので,高校生活で勉強だけでなく,人間力を磨くことにも力を入れていきたいと思いました。
- 外務省はただ外交(交渉や調停など)などの取りきめを行っているだけかと思っていましたが,他国に日本の文化を紹介することや海外に住んでいる日本人の保護などとても幅広い仕事を行っているのだとわかりました。
- 総理や大臣が海外に行くときに,セッティングをするのは外交官の方だと聞いて,国と国をつなぐ架け橋のような存在だなと思いました。
- 私は普段,世界の時事について詳しく調べることがなかったので,今日の講演を聞いて,各国の政治家たちとどのような交渉をしているのか,またその裏でどのような準備がなされているのかなど,初めて知ることが多かったです。これからは自分の考え方や視野を広げるためにも世界情勢にもっと注目していきたいです。
- 世界へのかかわり方として,外務省の仕事などの話を聞くことができて,いろんな関わり方があるのだなと思いました。今の世の中はどんどんグローバル化が進み,世界がより近いものになってきているので,いろんな方面から世界に関わっていきたいと思いました。