高校講座
令和元年度(2019年度)高校講座実施報告
奈良県 私立奈良育英高等学校
講演テーマ:「外務省の仕事 国連と日本外交」
令和元年7月19日

令和元年5月29日,奈良県私立奈良育英高等学校にて外務省総合外交政策局国連企画調整課の川上裕央主査を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 私にとって,外務省というのはとても遠く離れた存在であると思っていましたが,今回の講演を聞き,身近なものに感じられました。名前しか聞いたことがなかった外務省ですが,私達の目に見えない場所で持続可能な社会に向けての取組や他国との交流など,様々な活動をされているという話を聞いて興味を持ちました。
- 講師が,「現在までのキャリア」だけでなく,国際情勢を踏まえて,今後何が課題となっているのかという将来のことも教えてくださったことが印象的でした。私は,社会学・政策学関連の学部で地域とのつながりや観光について大学で学びたいと考えていましたが,社会・政策系の中には国際関係の道も開かれていることが分かりました。
- 外務省の仕事は,“日本と世界の平和を守るための仕事”と聞いて,日本だけでなく世界にも目を配っている仕事なのだと思いました。
- 外務省の仕事は,もっとお堅い仕事だと思っていたので,アイデアを出し合ったり,計画を立てたりするとは思っていなかったです。公務員はいろいろな種類があることを知って驚きました。あまり世界に対して関心がなかったのですが,今回の講演で関心を持つべきだと思いました。
- 外務省は,海外の人と勤務や生活をすることによって,異文化とのコミュニケーションをとることができて,そこで学べることがいっぱいあると知りました。何事にも取り組む「国際貢献」に情熱を持つ人が向いていて,学ぶことに好奇心を持てるような人が世界で活躍するんだなと思いました。
- 自分で限界だと思い込んで「今の自分では無理なんだ」と諦めてしまわず,なりたい自分になるために,今何をすればよいのかを常に考え,今よりもっと頑張っている自分,輝ける自分を目指して,今からコツコツと努力を積み重ねていきたいと思いました。
- 自分のペースで良いという言葉と講師の実体験を聞いて,焦らなくても大丈夫なんだと心に余裕を持てるようになりました。一つに決めなくても色んな事を経験しながら,自分が興味を持てる事をこれから探していきたいと思いました。自分の沢山の可能性を考えさせてくれるような講演でした。