高校講座
令和元年度(2019年度)高校講座実施報告
大阪府大阪市立大阪ビジネスフロンティア高等学校
講演テーマ:「G20サミットと僕が外交官になった訳」
令和元年7月18日


令和元年5月14日,大阪府大阪市立大阪ビジネスフロンティア高等学校にて外務省経済局G20サミット事務局の金子稔弘課長補佐を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 今までG20には興味がなかったけれども詳しく知ることができて,私の知らないところではいろいろなことが起こっていると知ることができたし,もっと詳しいことを私自身でも調べてみたいという気持ちになりました。
- 外務省の方のリアルに辿ってきた進路を聞き,自分の進路構成の役に立つものでした。
- たくさんの仕事の話の中で,特に外国で日本の文化を伝えるというものが一番興味深く感じました。日本の文化を紹介しようと思った時に,何故それを選んだのかが気になったと同時に,私自身も何となくしか知らないと思ったので,日本の若い人も伝統を受け継ぐために知っておかなければいけないと思いました。 これから始まるG20にも関わったり,多くの仕事を担う外務省という職業に興味を持つことが出来ました。
- 特にG20サミットで何を会談するのかを分かりやすく学べました。これまでは経済や環境など難しい問題を会談すると思っていましたが,それ以外にも日本の文化などをたくさん宣伝することを知ることができました。また,世界にはまだまだたくさんの問題があるので,少しでも自分が問題を解決する力になれるよう今後の世界各国の動きをしっかり学んでいきたいと思いました。
- 将来,英語などを使って世界的な企業で働きたいと思っているので,とてもいい講演会でした。改めて英語をしっかり勉強しようと思いました。
- 自分の考え方が変わりました。今までは,世界で起きていることなど全く関係がないと思っていましたが,私たちは協力しあって生きているのだなということ,世界の問題は日本にも影響を与えることも多く存在すると知って,もっと世界のニュースを知ろうという意識が芽生えました。
- 外交官がどういう仕事をしているか全く知らなくて,外国人と会議をしているというイメージしかありませんでした。しかし,難民支援や被爆した地域の復興支援,邦人退避など平和への取組などをたくさん行っているのだと初めて知りました。
- 世界には色んな国があって,その国独自の問題を抱えていて,それを知るためには現地に行くこと,現地の人と関わるということが大切だと思いました。国単位だけではなく,世界中で抱える問題もあり,解決するための会議であるG20を私たちが住む大阪で行うということはとても重要で,より私たちが身近に世界の問題を感じることができる滅多にない貴重な機会だと思いました。