外務省を知るためのイベント
平成26年度(2014年度)「小中高生の外務省訪問」
湯川村立湯川中学校の皆さん
平成26年4月23日

平成26年(2014年)4月23日(水曜日),外務省に福島県湯川村立湯川中学校学校の皆さん(3年生6名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
(1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内し,Q&A(質疑応答)を行いました。
(ア)外務省員より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
(イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例 :- 外務省の役割,仕事内容は何か?
- 外務省にはどのような人間が適しているのか?
- どうしたら外務省で働くことができるのか?
- 英語を話せないと外務省で働けないのか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
(1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
(ア)省内全般
- 外交官専用車のナンバープレートが普通の車と違っていた。
- 仕事場だけかと思っていたら,食堂や中庭などの憩いの場が色々あった。
- 陸奥宗光像。陸奥宗光がとてもすごい人で,日本を作ったと言っても過言ではない人だということ。
- 記者会見室の会見台の高さが調節可能だった。
(イ)省員の話・様子
- 女性に優しく働きやすい職場であること。
- 具体的な仕事内容についての話。一生懸命仕事をしているんだなぁと思った。
- 職員の人達がとても親切で,とても丁寧に説明してもらった。ありがたかった。
(2)感想・意見など
- 日本の中心でどんなことをしているのか良く分かった。
- 来る前と後ではとても印象が変わった。普通ではできないことや見ることができて本当に良かった。
- 見学してから世界に興味を持った。色々な文化や社会をしくみなどをもっと知りたいと思った。記者会見室や同時通訳ブースを見学できて,とても良い経験ができた。
- 今日は外務省や世界の国のことについて,とても勉強になった。
- 以前はTPPのことなど悪い印象しかなかったが,外務省の皆さんが日本のために働いていることがとても良く分かった。これからも日本のために頑張ってほしい。自分も将来日本のために働きたいと思った。
- 正直,資料を見て話を聞くのかと考えていたので,様々な場所を見学させてもらい生徒達の目の輝きが違った。また生徒を連れて行きたいと思った。(引率教員)