外務省を知るためのイベント
平成25年度(2013年度)「小中高生の外務省訪問」
私立淑徳中学校の皆さん
平成26年3月10日

平成26年(2014年)3月10日(月曜日),外務省に東京都私立淑徳中学校の皆さん(2年生41名,引率教員2名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
(1)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。。
(2)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました。
(ア)外務省員より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
(イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例 :- 外交官になるのに資格は必要か?どんな人がなれるのか?
- 他国との関わりの中でどんなことに気をつけているのか?文化の違いで困ったことは何か?
- なぜ外務省で働こうと思ったのか?
- 海外での邦人保護について
- ロシアや韓国と領土交渉をするとき,どのようにアポイントを取るのか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
(1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
(ア)省内全般
- 陸奥宗光の石像があった。
- 医療施設があったこと。あと建物の広さ。
(イ)記者会見室
- 会見台の高さが話し手に合わせて調節できること。
(ウ)省員の話・様子
- 外交官と言っても色々な課があったり,仕事の内容もそれぞれ違うこと。
- 給料のためではなく,外交の仕事が好きだから働いていること。
- とても難しく厳しい仕事をしているけれど,外務省に勤めている職員や海外で仕事をしている外交官はみな国と国との架け橋になって,重要な役割をしていること。
- 外交の大切さ。外務省員は日本のため,世界のために働いていること。
- 海外にいる邦人を守るための部署があること。
- 日本は良い国だと思ってもらえるように世界で働いていること。
- 外交官のなり方,資格など。
- 質疑応答はとても分かりやすく,難しい言葉を使わなかった。パワポがまとまっていて良かった。
(2)感想・意見など
- 仕事が好きでがんばっているのは凄いことだと思った。
- 外務省の役割や国と国とのつながりについて知ることができて良かった。外務省についてもっと興味がわいた。
- 外交官になってみたいと思った。
- やはり良いところだと思った。こんなところで働けたら楽しいだろうと思った。また来てみたいと思う。
- 正直ここに来るまでは,まじめでかたいところなのかと思っていましたが,勤めている人達が本当に好きで働いているんだなあと思い,その仕事に対する気持ちがすごいと思った。説明もとても丁寧で分かりやすく,色々なところが見学できたので楽しかった。
- いつもテレビで見ているが,今日実際に来てみて説明を聞いてみたらとても格好良いと思った。最高に面白かった。
- 自分たちの生活が安全でいられるのは外務省のおかげだと思った。知らなかったこともたくさん聞けて良かった。
- 省員から話を聞いて,今自分がなりたい職業について色々と調べようと思った。
- 外務省が日本と他国との外交をしてくれて,国民は安心できていると思う。もっと世の中に様々なことを発信してほしい。