高校講座
令和2年度(2020年度)高校講座実施報告
長崎県立島原高等学校
講演テーマ「異文化理解」
令和3年4月21日


令和3年2月24日、外務省と長崎県立島原高等学校の間において在モンゴル日本国大使館の市岡晃一等書記官を講師とするオンライン(リモート)高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 外国語を学習する際には、実践的な場に身を置くことが一番大事なのだと感じました。私はALTの先生と話すことに消極的なので、これからは何事にも積極的に、前向きに取り組んでいこうと思います。
- 在外公館の仕事として、相手国との交渉以外にも、日本を知ってもらうための広報活動を行ったり、開発協力、医療支援、自然災害発生時の援助などをしていると知りました。また、地域の人との関わりが深いという点にとても関心を持ちました。
- シンガポール、マレーシアについての話は興味深く感じました。どちらも多文化を尊重しているそうですが、シンガポールは特に中華、イスラム、ヒンドゥーなど、様々な文化を取り入れ、ルールを厳格化しながら発展し、近年では一人当たりGDPで日本を上回っていると知り、めざましい発展に驚きました。
- 今までは海外と聞くとどうしてもアメリカやイギリスなどの欧米諸国、または中国しか視野になかったけど、シンガポールやマレーシアなど東南アジアの国々や、アフリカでも様々な国際的な活動があることに気づかされました。
- 相手国に対して日本の文化を広めるという業務は初めて知りました。今の時代、オンライン技術も発達し、外国の人と関わることは簡単になってきているので日本の文化を広めることは私たちにもできるのではないかと思いました。そのためにはまず、異文化を理解することが重要だと思うので、その一歩として身の回りの友人や家族との考え方の違いなどを尊重するようにしたいです。
- 外務省は、日本とそして世界の平和と安全と繁栄を実現するための活動に取り組んでいて、今私たちが当たり前のように得ている平和や安全や豊かさは、世界の国々、地域との安定した関係によって成り立っていることを学びました。