高校講座

静岡県 私立不二聖心女子学院高等学校

講演テーマ「外交(Diplomacy)という仕事 人生を変えた海外挑戦」

令和3年3月31日
オンライン(リモート)講座の様子

 令和3年3月15日、外務省と静岡県不二聖心女子学院高等学校(私立)の間において在メルボルン日本国総領事館の石田嵩人副領事を講師とするオンライン(リモート)高校講座が開催されました。

参加者からの感想(抜粋):

  • 講師が学生時代に参加したケニアでのフィールドワークで、エイズにかかっている少女が、自身がエイズとは知らず、生きるために毎日薬を飲んでいるという話を聞き心が痛くなりました。講座をとおして、これまで知らなかったことを知ることができました。
  • ザンビアでの雨季は毎度雨で道路が冠水し渋滞が起こると聞いて、私たちがどれだけ恵まれ整った環境下で生活をしているのかを再確認することができました。
  • 「最初は外国語で現地の人と話すことが怖かったし、不安でいっぱいだった。でも何度もコミュニケーションを取ることでその状況に慣れた」という講師の言葉が強く心に残りました。外国語でコミュニケーションを取る際、緊張する気持ちを感じたとしても、前向きに考えられるようになりました。
  • 外交官は、様々な国を駆け巡りながら仕事ができるというところに魅力を感じ、またそれぞれの国の価値観や感受性、日本との関係を日々の仕事をとおして深く学べる点にも大きな魅力を感じました。外交官という職業は、様々な経験を積みながら広い視野から物事を考えられる人間に成長できる職業なのだと分かりました。
  • 講師が海外在住中に東日本大震災が発生し、海外の友人や同僚から日本の状況について問われ、正しい日本の情報を伝えるべく情報収集をしたとの話を聞いて、日本人として自国の正しい情報を外国の人に伝えられるよう勉強しなければいけないと気付くことができました。
高校講座へ戻る