高校講座
令和2年度(2020年度)高校講座実施報告
徳島県立徳島北高等学校
講演テーマ「外務省の仕事について」
令和3年2月5日


令和2年11月17日、外務省と徳島県立徳島北高等学校の間において外務省アジア大洋州局中国・モンゴル第一課の森井怜主査を講師とするオンライン(リモート)高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 私たちと同じ徳島県出身者が、世界中を飛び回って活躍している姿を見て、誇りに思ったとともに、自分もそのような立場になってみたいと思いました。外務省の仕事だけでなく、中東情勢の現状や国際問題について詳しく知ることができ、グローバルな視野を養うことができました。
- 外務省についてあまり知らなかったのですが、最初に取組や組織について詳しく説明してくれたので、分かりやすかったです。クイズをとおして、面積や人口だけでなく、GDPや国連分担金などのあまり知る機会がなかったことについても考えることができました。
- 「国民と共にある外交」の推進には、国民の理解が大切と分かったので、今以上に諸外国についてのニュースに興味を持ち、情報を集め、世界のことについて知識を持っていきたいです。
- 外務省の方針である、日本の国益を追求しつつ、他国にも利益があるような「WIN-WIN」の外交は、この時代にはますます求められるものだと思いました。相手の理解あっての交渉という考え方は、外交の現場だけでなく自分自身の日常生活においても大事なことだと思うので、忘れないようにしたいです。
- 今回の講座で、自分があまりにも日本について知らなかったことにとても驚きました。外国について知ることも大切だと思いますが、それと同時に日本についても知っていくことで、外国人との情報交換もより多くできると思いました。
- 中国やモンゴルとの友好関係を築く上で、たくさんの工夫を行っていると知り、改めて、相互理解に基づく交流・友好親善活動の推進などが大切だと感じました。日本で使った救急車などを寄付する活動を行っていると知り、外国と日本の関係をより強くする工夫の一つだと思いました。
- シリア内戦での死者、国外への難民、国内避難民の多さに驚きました。今でも内戦が起こっている国や地域があると知り、それを無くすために自分たちにできることがあるかを考えたいと思いました。
- 「相手の立場を思いやる洞察力を育む」という言葉が、とても印象に残りました。国という壁があるからこそ、相手のことを思いやることが大切なのだと分かりました。