高校講座

東京都立日比谷高等学校

講演テーマ:「外務省について」

令和2年10月14日
(写真1) 東京都立日比谷高等学校

 令和2年9月23日、外務省と東京都立日比谷高等学校の間において外務省国際協力局開発協力企画室の佐藤真弓課長補佐を講師とするオンライン(リモート)高校講座が開催されました。

参加者からの感想(抜粋):

  • 外務省に対して「日本と外国の橋渡し役」といった曖昧な捉え方しかできていなかったのが、「日本から海外に貢献することで国際発展に寄与する機関」というはっきりした認識を持つことができました。
  • 外務省の仕事は、サミットに参加したり、各国と条約を結ぶなど、社会科で出てくるようなことのみかと考えていましたが、実際に話を聞くとODAなどの開発協力やジャパンハウスなどの日本についての理解促進など、さまざまな仕事内容があると知り、大変興味深く感じました。
  • 外務省のみならず国際社会で働くためには、日本だけ、その他の国だけの利益ではなく、より多くの方向に利点があるものを選ぶことが重要なのだとわかりました。
  • 私は、日本が国際社会で活躍するためには、海外の協力は必要不可欠なものであり、また、国際社会が安定した状況を保つためには日本が必要であると思います。講演を通して、日本に国際社会が何をしてくれるのかを追求するのではなく、日本が国際社会に何ができるのかを考える必要があると思いました。
  • 福島の災害のときに外務省が動いていたことは驚きでした。一見国内だけのことに思えることですが、外務省が関わることによって、外国が日本のことを少しでも知り、復興が少しでも早まったのならば、「国民と共にある外交」というものに沿った素晴らしい仕事だと感じました。
  • アメリカのTPPへの参加を促すために、アメリカの議員に働きかけをしていたという話は、外務省の業務の幅の広さを物語っていてとても衝撃を受けました。私たちの見えないところで、大勢の人が尽力しているのだと改めて痛感しました。
高校講座へ戻る