高校講座
令和2年度(2020年度)高校講座実施報告
青森県私立八戸聖ウルスラ学院高等学校
令和2年9月30日


令和2年9月2日、外務省と青森県私立八戸聖ウルスラ学院高等学校の間において外務省経済局漁業室の岡野公彦主査を講師とするオンライン(リモート)高校講座が開催されました。
岡野主査からは、外務省を志望した経緯を述べつつ、G7ビアリッツ・サミットや新型コロナウィルス対応といった在フランス大使館での経験や、漁業室での持続的な捕鯨の実現に向けた思いと日々の取組について説明しました。
参加者からの感想(抜粋):
- 外交官は、国と国との関係を保つための重要な役割を担っているのだと学習できました。特に、『人の役に立ちたい』という思いが原動力になっている、という言葉がとても印象に残っています。
- 外交官が、総理スピーチの作成を補助したり、総理が参加するサミットなどにおいて大きな役割を持ち、私たちの国の政治にとても関わっていることに驚きました。
- 世界について知ろうとする姿勢だけでなく、自分の国についてもよく知ることが大切だと思いました。全てを文化の違いで片付けるのではなく、日本についても、世界についても、もっと根本から深く知って考えていく必要があり、それを正確に理解して伝えることが重要だと学びました。
- 外務省と聞くと、「お堅い仕事」というイメージがありましたが、今日のお話を受けて、「世界中にある議論を生む問題に対してダイレクトに向き合う仕事」という印象に変わりました。
- 外務省はずっとデスクワークで会議ばかりだと思っていたのですが、海洋生態系について調べている仕事があることを知り、とても驚きました。
- 外交官についてだけでなく、大学生活や留学についてもお話しいただき、なかなか聞くことのできないことを知ることができました。面白いだけでなく、自分の世界や視野が少し広がったような気がします。