外務省セミナー「学生と語る」
令和元年度名古屋・東海地区外務省セミナー「学生と語る」
開催報告
令和元年11月20日
令和元年10月30日(水曜日),南山大学において外務省と名古屋・東海地区5大学(南山大学,愛知県立大学,静岡県立大学,名古屋外国語大学,名古屋市立大学)の共催で令和元年度名古屋・東海地区外務省セミナー「学生と語る」を開催しました。
基調講演
テーマ:G20:大型国際会議を巡る外交
講師:髙久芳樹 経済局G20サミット・外相会合室 首席事務官
参加者の感想
- 外相会合が名古屋で開催される前にこの講演を聞けてよかった。
- 国際会議がどのようにオーガナイズされているかを知ることができたのが良かった。各国の首脳陣を分単位で動かさなければいけない点はハードだと感じた。
- 外務省や外交官は敷居が高いと思っていたが,詳しく知ることができイメージが変わった,など。
分科会
基調講演終了後,次の四つの分科会が開催され,各分科会では外務省員によるプレゼンテーション,質疑応答,参加者とのディスカッション等,活発な意見交換が行われました。
テーマ:高度人材の国際移動 経済連携協定の観点から
講師:萩尾知美 経済局サービス貿易室 主査
参加者の感想
- サービス貿易に関して,何の知識もない状態で,今回の分科会に参加したが,非常に分かりやすい説明があり,EPAに関してもより深く理解することができた。レジュメも非常に見やすく,個人的にとても学びが多い会となった。
- 日本のサービス貿易について,詳しく知ることができて良かった。外国との結びつきが,だんだん強くなってきている中で,EPAの人の移動は重要になっていくと思うので,今後も興味を持ちたい。
- 人の移動の法的な問題や,その運用に関するジレンマなど,自身の経験を照らして話は面白かった。やや専門用語が多く難しかったかもしれない,など。
テーマ:外交官の仕事
講師:森 万希子 大臣官房人事課 企画官
参加者の感想
- 質問して知らない知識も学べた。
- 外務省の専門職について詳細に知ることができた。職員の活動内容や外務省が行うサポートに興味を持ったため,自分でも調べて行きたいと思う。
- 仕事の内容だけでなく,何故その仕事が重要なのか,その能力が必要なのかということを教えてもらった。外交官についてより理解が深まった,など。
テーマ:G20:愛知・名古屋外務大臣会合に向けて
講師:髙久芳樹 経済局G20サミット・外相会合室 首席事務官
参加者の感想
- 今日ここに来なければ聞けない話が聞けて楽しかった。
- 自由討論の形式で行うのは良いとおもう。
- 正直な話が沢山聞けて面白かった。他の学生の質問も興味深く,有意義な時間となった,など。
テーマ:南山大学OB外務省員による体験談
講師:赤堀雅人 即位の礼準備事務局 主査
参加者の感想
- 外交官のリアルな体験談,人生経験を聞くことが出来て,人生設計の参考になった。
- 在外公館のリアルな生活が分かって,とてもためになった。イベント等の企画力や人脈の広さも大切だと感じた。
- 講師と学生が意見を交換し合える様な時間がもっと欲しい,など。
学生報告会
学生報告会では,参加した学生が,G20環境問題をテーマに,関係各国の立場になって発表を行う等,賑やかな語り合いの場になりました。
参加者の感想
- 非常に楽しかったので,今回の様なアクティビティを含むイベントがあれば参加したい。
- 外務省職員と話す機会があって大変満足。
- この様な交流ができるイベントがより多くなると良い,など。