高校講座
令和元年度(2019年度)高校講座実施報告
埼玉県立越谷南高等学校
講演テーマ:「外交という仕事 外交の現場から」
令和元年8月20日


令和元年7月12日,埼玉県立越谷南高等学校にて外務省経済局経済安全保障課の河村圭祐主査を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 外務省は,以前から興味をもっていた仕事だったので,将来の一つの選択肢として関心を持って聞けました。外務省に入ると2年間の語学研修を受けられることに驚きました。また国と国との関係を良いものとする仕事に魅力を感じました。自分が知っていた職業だったので,新しい情報を知ることができて,さらに興味を持ちました。
- 自分は,外国語科ということもあり,将来は英語の(外国と関われる)仕事をしたいと思っているので,外務省という職業も頭の片隅に考えていきたいと思います。外務省で働くと国同士の友好関係や世界の問題,通訳など世界規模に関係する仕事が多いと改めて感じました。
- 外務省という仕事は国内で勤務するだけでなく,外国へ行ってその現地の言語を学び,日々様々な努力と新たな学びが必要不可欠で,想像以上に大変な仕事なのだなと思いました。外務省という国の中でとても重要な仕事は,今まであまり意識していなかったけれど,この講演を機に外務省のことを考えてみようと思いました。
- 講師の方から話を聞き,「英語を話せるということは,チャレンジできることが増えて世界が広がるということ」だと改めて知ることができ,今から英語力を伸ばしたいと強く思うようになりました。
- ハンガリーと日本では共通点が多く,カルチャーショックをあまり受けなかったというお話しが印象に残っています。食糧自給率が低かったり,船による輸入に依存している国同士で,緊急時に石油を分け合う約束をしていることや,ヨーロッパの中で少しでも影響力を持てるようにV4(スロバキア,チェコ,ハンガリー,ポーランドがメンバー)があったりと,普段学校にいても入ってこないような貴重な情報を得ることができ,私にとって貴重な講演になりました。
- 大使館の仕事はどんなものがあるのか,その国のことを学ぶにあたって言葉や歴史,文化を学んで理解することがどんなに大切かということを知ることができた気がします。普段生活している中でなかなか目にする機会がないことが多かったんだなと思いました。もっとニュースを見たり聞いたりする時に注目したいと思いました。
- 講演を通して,外務省についての組織構成や仕事内容など知らなかったことが沢山知れたので良かったです。また,日本の政治と絡んだ話や国際機関の話を聞くことができたので,少し興味が湧きました。今まで自分が見てこなかったような,政治,経済の分野のニュースを聞いたり,調べてみようと思いました。