高校講座
令和元年度(2019年度)高校講座実施報告
大阪府立交野高等学校
講演テーマ:「G20サミットと僕が外交官になった訳」
令和元年8月20日


令和元年5月13日,大阪府立交野高等学校にて外務省経済局G20サミット事務局の金子稔弘課長補佐を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 外交官の仕事は,貿易のことなどを行っているとしか知らなかったので,身近なところで行われるG20サミットに関係があることに驚きました。その他にも経済,開発,テロ防止など,様々なことをしていて,世界に関わることができる職業なのだなと思いました。
- 今世界には決して平和とは言えず,学校にいけない子供たちやごはんを食べられない人たちがまだ多くいるので,それを少しでも無くすべく,今の私たちの世代がより世界平和の実現に向け努力していく必要があり,そのために必要な資格や勉強を頑張ろうと思いました。
- G20サミットも大阪に首脳が集まるということは知りませんでした。今まではG20サミットは自分に関係ないことだと思っていましたが,講演を聞いて,もう少し興味を持ってニュース等を見たり,自分で調べたりしようと思いました。
- 外交官という立場から見たリアルな世界を知れたことは,自分にとっても大きな変化があり,貴重な体験だと思いました。私たちの見えていないところでは,子供が危ない仕事をして働かされていたり,テロが起きていて,解決に向けて常に動いている人たちがいることを忘れてはいけないと思いました。
- 今も世界の国々は貧富の差で悩んでいたり,紛争が絶えず命を落としていく人がたくさんいて,そんな地域や人々に寄り添うことができる外務省の人たちはすごいなと思いました。「世界の平和は日本の平和」と胸をはって言えるように自分に何ができるのか,もう一度考えてみようと思いました。
- 「語学だけでは世界に通用しない」という話がタメになりました。いくら勉強ができても,自分の考えなどをはっきり主張しないと,海外に行けばそのままスルーされて次の話にいってしまうから,そういう心の部分を作っていきたいと思います。
- G20サミットがどのようなものかが分かりました。家に帰ってテレビを見ていたらG20大阪サミット開催のことが放送されていて「今日の講演の内容だ!」とより身近に感じることができました。