高校講座
令和元年度(2019年度)高校講座実施報告
兵庫県立北摂三田高等学校
講演テーマ:「グローバル社会が求める人材とは?外交の現場から」
令和2年2月20日


令和元年11月7日,兵庫県立北摂三田高等学校において外務省国際協力局専門機関室の小川寛人主査を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- グローバル人材の育成において,多様性を受け入れること,世界に興味を持つこと,自分の意見を強く持つことなどが大切ということが分かりました。私は自分の意見を持たずに,周囲に流されることがあるので,これからはしっかり自分に自信を持って,意見を持っていきたいです。
- 今まで外務省のイメージはぼんやりしたものだったけど,テロや軍縮,環境問題など多岐に渡って日本の外交を支えているということがよく分かりました。また,「外交」は他国を相手にするものだけど,それが日本の国内をより良くしていくことに繋がるのだなと思いました。この講演をきっかけに外務省の活動についてもっと深く知りたいと思いました。
- グローバルな人になるためには,外国の知識も必要だが,それよりもまず日本の知識が必要だという話が印象に残りました。外国人は自分のことをまず「日本人」として見るので,日本の文化,歴史,習慣などを改めて理解することが大切だと感じました。
- 私は語学を勉強することが好きで,国際的なフィールドに立って人々の役に立てる仕事に就きたいと考えていました。特に専門的に何かを突きつめたいというよりは語学を活かして働きたいと思っていたので,今日の講演を聞いて,外務省や大使館で働くことは私の夢の実現に近いのかなと感じました。
- 今までグローバル化といえば,国境が解体され,人類が無国籍化されていくようなものと思っていましたが,講師の「日本人らしさ」を大切に世界の舞台に立つという話を聞いて,世界との繋がりを深めながら,帰属意識を深めて行くことこそが真のグローバル化だと思いました。