高校講座

茨城県 私立茨城キリスト教学園高等学校

講演テーマ:「外交官の仕事とは」

平成31年3月25日
(写真1)高校講座の様子(私立茨城キリスト教学園高等学校)
(写真2)高校講座の様子(私立茨城キリスト教学園高等学校)

 平成31年2月25日,茨城県私立茨城キリスト教学園高等学校にて外務省アフリカ部アフリカ第一課の門脇史弥課長補佐を講師とする高校講座が開催されました。

参加者からの感想(抜粋):

  • 今回,改めて日本だけでなくアフリカの平和と安全を目的として働く外交官という仕事に非常に魅力を感じました。忙しく苦しいこともあるとお聞きしましたが,海外の人たちのために仕事をするという,とてもやりがいのある職業だと思いました。
  • アフリカは,ポジティブな面は,人類誕生の地であること,夢を抱く多くの若者がいること,資源は何でもあることで,ネガティブな面は,貧困や紛争の問題があることで,両面が入り交じった地域であることが分かりました。
  • アフリカの子供たちは,お金や食べ物もなくて,ワクチンすらも打てない環境で育っていることに驚きました。今の自分がどれだけ幸せか,そして,次は自分がそのような子供たちに幸せを与えられるようになりたいと,講演を通して強く思いました。
  • 私が思っていた外交官は,私たちでは全然想像がつかないような,もっと専門的な仕事をしているイメージでしたが,実際,私たちがよくテレビのニュースなどで目にする首脳会談の内容の決定や,相手国の喜ぶ支援などを調べることなど,やってみたいなと思う仕事ばかりでした。英語の勉強をがんばって,外国の方と触れ合えるようになりたいと思いました。
  • アフリカなどに行って,学校を作ったり等の貧しい人々のための事業を行ったりしていて,とても感心しました。海外に行くときに,その国の治安に合わせた安全面も外務省の人がアドバイスしていることに驚きました。
  • 日本の安全や世界とのつながりに,外交官の役割がとても重要だということを理解することができました。私も,将来は外国と関わる仕事をしたいと考えていて,これからの自分を見つめ直し,将来のことを意識して,勉強や普段の生活をしていきたいと思いました。
  • 各国と日本の首脳の会談をサポートしているという,とても重要な仕事をしているんだなと,外務省の大変さを知ることができた,とても貴重な時間でした。
  • 持続可能な開発目標(SDGs)は,外務省や社会の中だけでなく,私が通っている学校でも取り組めるということが分かりました。そのような機会があったらぜひ協力したいと思います。
  • アフリカという地域は,貧しいといった漠然としたイメージしか持っていませんでしたが,私たちの住む市よりもずっと栄えた街並みを資料で見せられて,とても驚いたとともに,先入観や少ない情報のみにとらわれず,たくさんの正しい情報に触れることがとても大切なのだと実感しました。
  • 日本はアフリカに大きく関わっていることが分かりました。アフリカは私たちが思っているように,貧しく,病気が起こりやすいため,日本の技術が多く用いられて,命が救われていることは良いことだと思いました。アフリカからの留学生が日本に来て,さまざまな技術を学んでアフリカで生かしているのも,日本の発展があるからこそだと思いました。
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