高校講座

広島県 私立福山暁の星女子高等学校

講演テーマ:「外交官の仕事と生活」

平成31年3月15日
(写真1)高校講座の様子(私立福山暁の星女子高等学校)
(写真2)高校講座の様子(私立福山暁の星女子高等学校)

 平成31年1月24日,広島県私立福山暁の星女子高等学校にて外務省アジア大洋州局地域協力室の深堀裕賢室長を講師とする高校講座が開催されました。

参加者からの感想(抜粋):

  • 外務省の職員は,やはり外国の方と話すことが多いと思うので,英語の発音も外国人並みなんだろうなと思っていたのですが,「日本語に近い発音だ」と聞いたときは少し驚きました。「外国人の発音を真似するより,正しく伝わる発音をする方が大切」と聞いたときは,確かにそのとおりと思いました。
  • 「メディア・リテラシーを身につける」の話に,なるほどと思いました。特に若い人はSNSからの偏った情報や業界からの様々な広告に踊らされ,自らで正しい情報の取捨選択がしがたい世の中になっていると思います。大人から「自分なりに情報をたくさんみて,物事の善し悪しをつけてください」と言ってくださったのは,“教育”として非常に素晴らしい助言でした。
  • 上手な英語でなくても外国人と話し,外国のことを知ることで,自分の物の見方,感じ方,考え方が少しでも変わるということが分かりました。私はもっと外国人の方と交流を深め,より多くの知識を得たいと思いました。
  • 昨年カナダに修学旅行に行っただけでも,文化の違いがあってもコミュニケーションがとれることを実際に体験したりして,視野を広げることができました。日本にいても外国人の方々と接する機会は,これからどんどん増えていくと思うので,英語をしっかり学んでさまざまな人と関わりをもち,自分が楽しいと思えることをして社会に貢献していきたいです。
  • 日本と世界を繋ぐ仕事に就くために必要なことは,今から意識して取り組んでおいても決して損なことではなく,むしろ今より一層多様な知識を身につけることが大切だと思いました。海外で人のために働くということに対して,難しいと思ったり,今の自分の学力では無理だと思って進路を変えようと思ったこともありましたが,今日のお話を聞いて,夢を諦めず自分にできることから努力して,目標に向かって頑張りたいと思いました。
  • 将来,どんな職に就くかはわからないけど,たくさんの国の人や文化に触れあっていきたいと思いました。これからの進路,学部をもう一度考えて,本当に自分でやりたいことを見つけるきっかけになり,とても感謝しています。
  • 講師のこれまでの経験から,100語程度の英単語と基本的な文法さえ流暢に使うことができれば,普段の会話をスムーズにすることが可能だと知ることができ,本当に良かったです。
高校講座へ戻る