高校講座
平成30年度(2018年度)高校講座 実施報告
徳島県立城東高等学校
講演テーマ:「外務省の仕事」
平成31年1月28日


平成30年12月14日,徳島県立城東高等学校にて外務省総合外交政策局国連企画調整課の井谷哲也首席事務官を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 国際社会で必要とされる人物像を知ることができたので,これからの学習の指針の決定につなげていきたいと感じました。私も誠実な人格を磨き,専門性を追求し,多様性の尊重への理解を深めていきたいと思いました。
- 支援を「受ける側」,「する側」の両方を経験したからこそ,日本は,過去の日本と同じ状況に苦しむ国を支援し,その国が発展するための援助を行っているのだと知りました。自国のことだけでなく,他国の文化や民族を尊重することや,日本の歴史や文化について,より深く学ぶことが大切だと改めて感じました。
- 外国で外国人と話すとき,言語の違いを気にせずに話すには,日本人らしい丁寧さや正直さを生かして話すことが重要だと知りました。
- 印象に残った話は,発展途上国を援助するときに,食料や製品をただ供給するのではなく,その物の作り方などの技術の援助を行っているということです。そうすることで,その国の発展につながり,技術が進歩し,経済が豊かになっていくという考えには,とても共感できました。
- 開発協力については,今は,日本は支援をする側だけど,戦後すぐや災害があった時などは,海外からの支援を受けていたことを知って,世界で相互に支え合って発展していくことが大切なのだと分かりました。
- 高校生である私が,「国のために,今何ができるのか」や「国,あるいは世界の未来のために,自分が何をするべきなのか」を考え,見つけることができました。国同士では,文化の違いもありますが,日本人の間にもある「違い」が,外国人との間では少し大きくなるだけだということを心にとめて,外国の方と接したいと思います。
- 外務省の仕事として,自分の国のために,政府を代表して発言することができるというのは,非常に責任が重いことですが,自分の国を良い方向に導けるのならば,非常にやりがいが大きいことでもあると思いました。
- 外務省に求められる人材というのは,強い意志と責任感,冷静さと行動力が備わっているのだと教えてくださり,私も,一つずつ着実に身につけ,求められる人材になりたいと思います。また,英語力や知識力など,今やらなければいけないこともしっかり行い,将来,困ることなく後悔しないようにしたいです。
- グローバル化が著しく進み,他国との関係を絶って生活をすることができなくなった現代での外務省の仕事は,とても大切な役割を果たしていることを知りました。
- 外務省では特にそうだと思いますが,国民のために働きたいという強い意志や責任感,またチャレンジ精神は,すべてのことにおいて大切で必要なことだと思うので,高校生の時から身につけるよう努力します。