高校講座
平成30年度(2018年度)高校講座 実施報告
京都府京都市立紫野高等学校
講演テーマ:「外務省の仕事」
平成31年1月18日

平成30年11月28日,京都府京都市立紫野高等学校にて外務省領事局旅券課の大手紳太郎主査を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 外務省と一言で言っても,数え切れないくらい多くの仕事があることを知りました。働き始めたときは海外にたくさん行って,体力的にも精神的にもハードだと思いましたが,その代わり,様々なスキル(交渉,語学,異国での生活)が身につくと思いました。
- 今はあまり意味が無いように思うかも知れないけれど,今,目の前にあるものに,とにかく全力を尽くせという教訓は,高校での学校生活に限らず,これからの先の人生で土台に置くべき言葉だと感じました。まだ先は見えませんが,今日の話をプラスにして物事に取り組んでいきたいです。
- 外務省が,スポーツの試合やイベントが海外であるときなどに,日本人の保護を現地の警察に頼んだりして,安全を確保していることが分かりました。
- 外務省は,なんとなく外国との交渉ばかりやっているイメージだったけど,文化の紹介とか,外国にいる日本人の保護とかも行っていると知って意外でした。私たちが,テレビや新聞などから得ているようなことだけでなく,日本と外国との関係において縁の下の力持ち的な存在なのだと思った。
- 講師は,1年で中国語をほとんど話せるようになったとおっしゃられていて,そういった適応力も海外で活躍する上でとても大切なことだと思いました。
- 中国の人々や政府と深い関わりを持っている講師だからこそわかる,中国との関わり方や二国間で行っている取組について教えていただき,よく分かりました。テレビの「しくじり先生」のような失敗談なども話されていたので,楽しんでお話を聴くこともできました。
- 外交官の仕事内容は,思っているより広くて,深くてびっくりしました。経済,通訳,政治など,たくさんのことをできる人材に,私もなりたいなと思いました。