高校講座
平成30年度(2018年度)高校講座 実施報告
岡山県立倉敷青陵高等学校
講演テーマ:「国際派日本人のススメ」
平成31年1月4日


平成30年11月15日,岡山県立倉敷青陵高等学校にて外務省アフリカ部TICAD事務局の小林龍一郎事務局次長補を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- これからのグローバル社会において,国際を越えて活躍する人材の必要さが伝わってきました。日本では意見を話すのを遠慮する傾向にあるが,外国人は意見をバンバン伝えるというのに驚きました。自分の意見を進んで発言できるような人になりたいと思いました。
- 外務省の仕事のことや,社会とはどういうものなのかなど,大人の話なのかと思っていたけど,過去の講師自身の勉強法や,自分の人生のモットー,世界と日本の価値観の違いなど,高校生の僕たちが興味を持ち,面白いと思えるような話の内容だったので,とても楽しかったです。
- 英語など外国語を話す際に大切なことは,上手な言葉を話そうとして内容が薄くなることより,下手な言葉でも一生懸命に自分の意志をしっかりと伝えようと努力することだと教わりました。
- 世界について考えるときには,いつでも自分が中心にあって,そこからどんどん広げていくものなんだと分かりました。分からないことがダメではなく,それを質問に変えて分かるようになればいいのだと思いました。
- 「一万時間」の法則は,とても印象に残っています。何かに熱中することの大切さがこのことから非常に伝わってくるし,「一万時間」という長い期間,努力し続けることは難しいと思いましたが,受験勉強にも通じるところがあるので,これを心に留めておきたいと思いました。
- 海外に行ってみたら,自分の知らない世界が広がっていたという話には,私自身興味を持ちました。将来,私も世界へ足を踏み出し,自分の世界を広げていきたいと思いました。
- 普段,外国を飛び回っている人が,外国語に対してどのような心構えを持っているのかを知ることができてよかったです。
- 国際化が進む現状の中で,外国語を話そうにも,文法のミスが怖いからとか,単語が合っているか分からないからとかで,外国の方と話せないと恐れていた自分がなんだか恥ずかしくなりました。会話は買い物と同じようなものであり,需要と供給は成り立っているのだから,あとは自分次第だなと考え直すことができました。