高校講座

秋田県秋田市立御所野学院高等学校

講演テーマ:「外務省の仕事及び日本の開発協力・人道支援」

平成30年12月26日
(写真1)高校講座の様子(秋田県秋田市立御所野学院高等学校)

 平成30年11月9日,秋田県秋田市立御所野学院高等学校にて外務省国際協力局政策課の大日方牧人主査を講師とする高校講座が開催されました。

参加者からの感想(抜粋):

  • 日本は,発展途上国をその国の途上レベルによって支援の仕方を変え,そして日本が災害で困っているときは他国から支援をしてもらっていて,支え合っているということを知り,外務省の仕事に,より興味を持ちました。
  • 難民や紛争と聞くとすごく遠い国で起こっていて,身近な問題とはなかなか感じることができませんが,日本からの支援が外務省や政府など国レベルだけではなく,一般企業でも行われていることを知り,ぜひその取組にも参加したいと思いました。
  • 日本が外国とどのように連携しているのか,日本と外国の文化の相違点は何かなどといった,普段学校では学べないようなことを,分かりやすく,より具体的に説明していただいて,知識が高まりとても有意義でした。
  • 授業でもODAなどを習いましたが,それよりも深い話を聞くことができ楽しかったです。日本が国際協力に積極的な理由や,どういった部分の支援をしているのか,また外務省といっても様々な局があることなど,まだまだ知らないことがあり新鮮でした。
  • 印象に残ったのは,発展途上国の難民登録に,とても現代風でハイテクな技術が使われているという話です。手の静脈や目の虹彩などを利用して登録することができるというのはとても驚きました。各国で科学技術が発展している現在では,自分の知らない所で,それらがたくさん利用されているということに改めて気付かされました。
  • 今回の講演を聴いて,世界には学校に通えない子どもが約7億人いることを知り,私たちが生きている毎日は当たり前ではないのだということを実感させられました。同じ人として,同じく学ぶ権利は彼らにもあるのではないか,その格差を埋めるために何が必要なのかについて考えるきっかけになりました。
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