高校講座
平成30年度(2018年度)高校講座 実施報告
滋賀県立守山高等学校
講演テーマ:「高校生の皆さんにお伝えしたいこと」
平成30年12月17日


平成30年11月8日,滋賀県立守山高等学校にて外務省欧州局ロシア交流室の大澤暁課長補佐とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 講師は20年もの間,ロシアと日本についてお仕事をしていて,とても大変そうだし,文化の違いもあって苦労もあるんだろうなと思います。でも,それだけ長く仕事を続けていられるのは,そうした苦労の中にも楽しさや喜び,やりがいがあるからやりとげられているんだなと感じました。
- コミュニケーションを取ることを目標にすると,モチベーションを保って,語学の勉強をできるとおっしゃっていたことが印象に残っています。自分も英語の勉強をするとき,実際に会話をする機会を大切にしていこうと思いました。
- 最も印象に残ったのは,「外交の仕事は,世界に100人友達をつくることと似ている」とおっしゃっていたことです。そして,異なる国であっても同じ人間であることを忘れないことが大切であるとおっしゃっていたことも印象に残りました。これは外交の仕事だけでなくて,普段の生活でも言えることかなと思いました。
- 外務省の方々が,どんなことをされているのかがよく分かりました。勉強をすることで,日本語でわかることも増えて外国語で他の国の人と話せるから,たくさんの意見が聞くこともできるし,考え方の交流もできて,人脈も広がるなと思いました。
- 立場によって正義が異なり,人は自分の都合のいいことだけを述べると聞いて,他人の話をそのまま受け入れるのではなく,自分なりに考え,かみ砕いてから理解しようと考えました。
- ロシア語を勉強するのはとても大変だと思うが,ロシア語を話せることによって,他国の人とコミュニケーションがとれるということは素晴らしいことだと感じました。海外での日本人の盗難の被害などの身近なことから,W杯といった大きな事業まで幅広く活動していることを知ることができました。
- 世界地図など,見方によって印象が大きく変わるという話が印象に残りました。グローバル化が進み,世界とのつながりが大きくなっている今だからこそ,見方を変えて,いろいろな視点から世界情勢を知っていく必要があると分かりました。