高校講座

宮崎県 私立宮崎学園高等学校

講演テーマ:「世界と勝負する君へ」

平成30年12月13日
(写真1)高校講座の様子(私立宮崎学園高等学校)
(写真2)高校講座の様子(私立宮崎学園高等学校)

 平成30年11月1日,宮崎県私立宮崎学園高等学校にて外務省大臣官房報道課の中川浩一首席事務官を講師とする高校講座が開催されました。

参加者からの感想(抜粋):

  • 外務省を通して,日本と世界がつながっていると考えると,グローバル化が進められている現代社会において,ますます重要な役割を請け負っていくと思い,とても興味や関心が出てきました。
  • 宗教によって生活様式が違い,日本人からすると「えーっ!」と思うような話がたくさんありました。このような(宗教の違いなど)ことで,人を差別するような人間にならないように,勉強をして,世界を見て,いろいろな人の考えを吸収していきたいなと思いました。
  • 集中力を育てるために,発表する場を増やして逃げ場のないようにするというのは,すごいなと思います。私も目標のために逃げ場をなくすことをすることはありましたが,「発表」というところがいいなと思いました。高校生の今からそういう場を自分で作っていきたいです。
  • 一番印象に残ったことは,天皇陛下や総理大臣の通訳をしていたことです。表現までにも気を使わないといけないと言っていたので,とても大事な仕事だと思いました。アラビア語の勉強を23歳から始めたのに,通訳までできるぐらいになるのがすごく驚きました。
  • 外務省で働いてみたいと思いました。見たこと,聞いたこともないような外国語の習得,海外出張など大変そうな仕事が多いですが,とてもやりがいのありそうな仕事だと思ったからです。
  • 外交官は,43か国の言語を使い交渉を行うことを知り,外国語に興味のある私に合っているのかなと思ったりしました。ただ外国語だけをやっておけばいいというわけではなく,法に関することや経済,社会全体の知識が必要と聞き,自分も視野を広げて,もっと様々なことを勉強しなければならないと痛感しました。
  • 講師が述べたこと一つ一つは,外交官という仕事にかかわらず人生においても大切なことだったので,とても勉強になりました。これからは社会の状況を見ていく中で,外交官のような人たちがどういった活躍をされているのか考えながら見ていきたいと思い,新たな社会の見方が学べたとてもいい時間でした。
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