高校講座

熊本県 私立ルーテル学院高等学校

講演テーマ:「感恩奉仕」と持続可能な開発目標(SDGs)

平成30年12月11日
(写真1)高校講座の様子(私立ルーテル学院高等学校)

 平成30年11月6日,熊本県私立ルーテル学院高等学校にて外務省総合外交政策局国際機関人事センターの本田誠室長を講師とする高校講座が開催されました。

参加者からの感想(抜粋):

  • 今回の話で感動し学べたことは,誰かのために自分の水を分けていけるようになりたいという最後の言葉です。私自身,誰かのために何かをすることは嫌いじゃないですが,今までの私の奉仕には感恩がないただの奉仕であったということに気付かされました。これから日本に重要視される立派な大人になるために,愛を持ち感恩奉仕の心を常に持っていなければならないなと思いました。
  • 先進国と途上国でも命の重み,倫理観は変わらないと思います。これから現代社会では,先進国と途上国で助け合う相互関係を築いてほしいと思いました。日本には少しずつ他国との協調を図り,世界規模の問題に対する解決方法を模索してほしいです。
  • 外国では,選挙などの投票を自分の意志を表明できる場とし,朝早くから投票場に並んでいることを知り,自分が投票できる大切さや,自分の意志を表明できることの大切さを改めて学びました。
  • 外務省のお仕事や,SDGsのかかげる「世界を変えるための17の目標」を実現させる活動,発展途上国の支援など,自分の知らない場所,見ていないところで色々な活動等がなされていることを知り,とても驚きました。
  • 外務省の仕事は,世の中で幅広く働くことができる職業でありながら,人と人との間での個人的なコミュニケーションが豊富な仕事であるところに興味を引かれました。影響を与えながら,自分も成長できる機会がたくさんある仕事は理想的です。
  • フィリピンの子どものための里親支援や国境なき医師団などに対して,募金活動や問題を広く知ってもらうためのポスターやネットの広告は,私たちの日常生活で目に付くことが多くなっている気がします。インターネットを先駆けとしたグローバル化は,このような問題をも共有することができます.実際に支援をしている現状を知ったことで,私たちも参加する方法はいくらでもあるのだから,積極的に関わっていくことが大切なのだと感じました。
  • 僕は,将来教師になりたいと思っているので,「質の高い教育」を届けることを目標にしつつ,タンザニアの人々が夜電気がついたことで勉強ができると喜んだという話にもあったように,日本の子どもに勉強の楽しさやありがたさを伝えていきたいと思いました。
  • 本校のスクールモットーである「感恩奉仕」と持続可能な開発目標を結びつけることは,私たちがグローバルな活動を身近に考える方法として,とても効果的だと思いました。相手に尽くす考え方は,平和,地球,未来の自分たちへ良い結果がもたらされることを再確認できる時間でもありました。
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