高校講座
平成30年度(2018年度)高校講座 実施報告
茨城県立日立第一高等学校
講演テーマ:「外務省・外交官の仕事」
平成30年12月7日


平成30年11月5日,茨城県立日立第一高等学校にて外務省国際協力局開発協力企画室の松浦直子首席事務官を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 将来,どんどん増えていく日本での外国人労働者と接する機会があると思うし,2年後には東京オリンピックもあり,英語という言語はきっと大切になると思います。この機会にもう一度英語と向き合っていきたいと思いました。
- 講師の話は面白く,引き込まれるような感覚がありました。日常ではあまり意識することのない,いわばテレビの向こうの話であった外交について深く思いをはせるきっかけとなり,とてもためになりました。
- 今日学んだことは,日本と外国の相互関係が重要だということです。ただ英語が話せるだけではなく,日本の文化や歴史などを細かく知っておくことが必要だとは,とても大変な仕事だと改めて感じました。
- 外交官に対する自分のイメージは,資料作りに日々追われていたり,海外の人と会議をしているようなものだと思っていましたが,それだけではなく,問題が実際に起こっている国などを訪問し,危険と隣り合わせのような場所であっても活動していることが分かり,とても驚きました。
- 外務省の中でも様々な立場の人がいて,仕事の部署も多く,やはり他の人との協調性が必要と感じました。海外の人や日本の外交のために自分でも出来ることがあったので実行していこうと思いました。
- 私は国際協力に興味があり,今問題になっていることを話合い,解決策を導いて困っている国に貢献するような外交官の仕事はとても誇りに思います。日本だけにとどまらず,世界の問題のことを常に考え続け,それに貢献できるような人になりたいと思います。
- 講演の中で,「パブリック・ディプロマシー」という言葉が印象に残りました。日本の魅力を発信するために,日本文化のパフォーマンスを外国で行ったり,世界大会への日本の参加や日本での開催など,身近なものが日本と外国の良好な関係を保つための第一歩として利用されていることを知り,スポーツの日本大会などを盛り上げることが,私たちのできる国際協力につながるのだと思いました。
- グローバル化や世界のフラット化が進む現代,海外・世界とのつながりはとても大切で重要なものと考えるので,外務省という機関,外交官という仕事はとても大切であると感じました。
- 講師の座右の銘である「小さな自由より,大きな自由」が印象に残りました。将来のために今少しでも自分自身をレベルアップできるように,様々なことに挑戦していきたいと思います。
- 「謙遜して遠慮するのは損」という言葉や,「読書=貴重な類似体験」だというのは,これからの自分の生活にもすぐに生かせる部分だと思うので,この言葉のもと頑張っていきたいです。