高校講座

新潟県立燕中等教育学校

講演テーマ:「将来,グローバルに活躍するために高校で何をすべきか?」

平成30年11月26日
(写真1)高校講座の様子(新潟県立燕中等教育学校)
(写真2)高校講座の様子(新潟県立燕中等教育学校)

 平成30年10月25日,新潟県立燕中等教育学校にて外務省総合外交政策局国際機関人事センターの萩野敦年課長補佐を講師とする高校講座が開催されました。

参加者からの感想(抜粋):

  • ルーマニアでの生活について,エピソードを交えつつお話ししてくださり,とても楽しく聞くことができました。ルーマニア人の仕事や,家庭に関する考え方は,日本人というか私の考え方と全然違っていて,他者を理解することの難しさを感じました。
  • 貧困という一つの問題においても,「お金が無いから貧困なのか,物が無いから貧困なのか,幸せがないから貧困なのか,それを考えることが大切」とおっしゃったのが印象に残りました。
  • 文化の違いを理解した上で,どのように認め合っていくべきか,また他の国の文化とどう接していくべきかを考えられる良い機会となりました。
  • 国際機関で働くことに関心があったので,国際公務員になるために必要な勉強などを知ることができたのが良かったです。大学院に進学しなければならないことや,JPO派遣制度などの就職方法だけではなく,中学生や高校生に必要な勉強についても説明があったので,分かりやすかったです。
  • 講演を聞いて,グローバルな人間となるためには,英語力はもちろん,異文化を理解することやグローバルな課題に取り組むことが必要であることが分かりました。
  • ルーマニアでの体験の中でおっしゃっていた,下水溝の中で寝る子供にはとても衝撃を受けました。日本で暮らしていて不自由のない生活を送り,テレビやネットのニュース・情報だけでは分からない世界の状況を知ることは,日本を知ることでもあるので,自分の視野を大きく広げることができると学びました。
  • 今日の講演で,「深いところまで理解しないと,また,表面的なところしか見ていないと,“争い”が起こる」ということを学び,異文化理解の本質を知ることができてうれしかったです。
高校講座へ戻る